[index] CentreCOM FS808M V2 コマンドリファレンス 2.5.1

SET TRIGGER

カテゴリー: 省エネ機能 / 概要


SET TRIGGER=trigger-id PSMODE={LEDOFF|PORTOFF} STARTTIME=time [ENDTIME=time] [STARTDATE=date] [ENDDATE=date] [DAYS=day-list] [PORT={port-list|ALL}] [NAME=string] [STATE={ENABLED|DISABLED}] [TEST={YES|NO|ON|OFF}]


エコトリガーの設定パラメーターを変更する。


パラメーター

trigger-id トリガー番号(1〜10)
PSMODE パワーセーブのモード。1 つのエントリーに対して複数のモードを指定することはできない。PORTOFF(ポートの機能を停止する)、LEDOFF(ポートLED を消灯する)のいずれかを指定する。
STARTTIME トリガーの開始時刻を指定する。
ENDTIME トリガーの終了時刻を指定する。ENDTIMEにSTARTTIMEより前の時間を指定した場合、翌日扱いとなる。PSMODEがPORTOFF、LEDOFFで、ENDTIMEを指定しない場合、トリガー起動後は翌日になるまでパワーセーブモードから復帰しない。DAYS にALL 以外が指定されている場合、またはENDDATEが指定されている場合は、ENDTIMEの指定が必須。
time 時刻。hh:mmの形式。hhは時(0〜23)、mmは分(0〜59)
STARTDATE トリガーが有効な期間の開始日を指定する。DAYSと同時には指定できない。ENDDATEより後の日付は指定できない。ENDDATEの指定を省略した場合は、STARTDATEで指定した日のみトリガーが有効になる。また、PSMODEがPORTOFF、LEDOFFで、ENDDATE とENDTIME両方の指定を省略すると、トリガーは起動したまま翌日になるまでパワーセーブモードから復帰しない。指定できる範囲は1970/1/1(01-Jan-1970)から2037/12/31(31-Dec-2037)まで。
ENDDATE トリガーが終了する日を指定する。DAYSと同時には指定できない。STARTDATEを指定していない場合は指定できない。STARTDATEより前の日付は指定できない。指定できる範囲は1970/1/1(01-Jan-1970)から2037/12/31(31-Dec-2037)まで
date 日付。yyyy-mm-ddの形式。yyyyは西暦年、mmは月(1〜12)、ddは日(1〜31)
DAYS=day-list 一週間のうちトリガーを有効にする曜日を指定する。指定できるのはMON、TUE、WED、THU、FRI、SAT、SUN、WEEKDAY、WEEKEND、ALLの組み合わせ。カンマ区切りで複数曜日を指定可能。WEEKDAYはMON,TUE,WED,THU,FRIと同義。また、WEEKENDはSAT,SUNと同義。ALLはすべての曜日。デフォルトはALL。STARTDATE、ENDDATEと同時には指定できない。
PORT 対象となるポートを指定する。ポート番号、ALL(すべてのポート)のいずれかを指定する。PSMODEを指定した場合、本パラメーターを指定しなければならない。モードがPORTOFFの場合に不用意にALLが指定されると、期間内はリモートからTelnet接続しようとしたとき、どのポートからも接続できなくなるので注意。
port-list スイッチポート番号(1〜。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)
NAME=string トリガー名。SHOW TRIGGERコマンドで表示されるもので、メモとして使う。入力できるのは1〜40文字。空白を含む場合はダブルクォートで囲む。
STATE トリガーの有効・無効。省略時のデフォルト値はENABLED。
TEST トリガーをテストモードにするかどうか。テストモードのトリガーは起動されても実行せず、ログにトリガーの起動を記録するだけ。デフォルトはNO。


使用例

■ 17時から8時までPORTOFFモードに移行するエコトリガーを設定する
SET TRIGGER=1 PSMODE=PORTOFF STARTTIME=17:00 ENDTIME=8:00

Manager > set trigger=1 psmode=ledoff starttime=17:00 endtime=08:00

 NOTICE: Please make sure PORT LED setting which enables LEDOFF mode.

 Operation successful.



注意・補足事項

PORTOFFモードを設定する際に、不用意にPORT=ALL が指定されると、期間中はいずれのポートからもTelnet やSNMP によるリモート接続ができなくなる。


関連コマンド

CREATE TRIGGER
DESTROY TRIGGER
DISABLE TRIGGER
ENABLE TRIGGER
PURGE TRIGGER
SHOW TRIGGER



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