CentreCOM GS908S-TP V2 リリースノート

• 1. ファームウェアバージョン 1.0.2
• 2. 本バージョンで修正された項目
• 3. 本バージョンでの制限事項
• 4. マニュアルの補足・誤記訂正
• 5. 最新マニュアルについて

1. ファームウェアバージョン 1.0.2

2. 本バージョンで修正された項目

ファームウェアバージョン 1.0.1 から 1.0.2 へのバージョンアップにおいて、以下の項目が修正されました。

• 2.1 [T041821]
  100M/Full固定の設定を保存した状態で製品を起動すると、100M/Fullの機器を接続しているにもかかわらず正常にリンクアップしないことがありましたが、これを修正しました。

3. 本バージョンでの制限事項

ファームウェアバージョン 1.0.2 には、以下の制限事項があります。

3.1. 一般

• 3.1.1 [T028793]

  パケットストームプロテクション機能において、デフォルトVLAN（VID＝1）上ではブロードキャストフレーム（Broadcast Rate）に対する受信レート制限が機能しません。マルチキャストフレーム（Multicast Rate）および未学習のユニキャストフレーム（Unknown unicast Rate）に対する受信レート制限は、正しく機能します。

  ブロードキャストフレームに対して受信レート制限をかける場合は、VLANを作成し、作成したVLANにブロードキャストフレームを制限したいポートを所属させてください。

• 3.1.2 [T031393]
  パケットストームプロテクション機能において、マルチキャストフレーム（Multicast Rate）に対する受信レート制限は、IPパケットについて機能しません。
  L2フレームに対する受信レート制限は、正しく機能します。
• 3.1.3 [T041819]
  ループガード機能において、Port Disableのアクションが動作した場合、タイムアウト後も通信が回復しないことがあります。通信が回復しないポートは、別のアクションに切り替えることで復旧させることが可能です。本制限は、Link Downアクションを使用することで回避可能となりますのでLink Downアクションの使用をご検討ください。
• 3.1.4 [T041820]
  本製品のループガード機能は、接続された機器のMACアドレスの移動回数で検知する仕様となりますが、この移動回数はリンクダウンしてもカウントが継続します。したがって、機器の接続変更を繰り返した場合に、ループが発生していなくてもループ状態と検知されることがあります。Action Durationが設定されている場合には自然復旧しますが、確実に回避するには移動の際には各ポートのループガードのActionを一度Noneにしてから設定しなおしてください。

4. マニュアルの補足・誤記訂正

各種ドキュメントの補足事項および誤記訂正です。

4.1. 一般

• 4.1.1
  エコLED機能

  Web設定画面で「LED Enabled」のチェックを外すとエコLED機能が有効になり、ポート LED（LINK/ACT、SPEED）が消灯します。
  デフォルトは「LED Enabled」のチェックが入っている状態で、エコLED機能は無効になっています。
  

  • 「取扱説明書」/「1.3 各部の名称と働き」（15ページ）のLINK/ACT LEDおよびSPEED LEDについて、次の説明を追加します。

    Web設定画面によって点灯させないように設定することもできます（エコLED機能）。

  • 「取扱説明書」/「1.4 LED 表示」（18ページ）のLINK/ACT LEDおよびSPEED LEDの「消灯」状態に、次の表示内容を追加します。

    エコLED機能によってLED OFFに設定されています。

• 4.1.2
  設定ファイルのダウンロード

  「取扱説明書」/「4.11 設定ファイルのアップロード・ダウンロード」/「設定ファイルのダウンロード」（68ページ）の手順で、「Configuration File」メニューから設定ファイルをダウンロードすると、現在Web設定画面に反映されている内容がダウンロードされます。フラッシュメモリーに保存されている設定内容ではありません。

  Web設定画面で設定を変更したあとで「Save」をクリックすると、フラッシュメモリーに設定内容を保存します。そのあとで、「Configuration File」メニューから設定ファイルをダウンロードすることで、本製品の最新の設定内容をバックアップすることができます。

• 4.1.3
  対応Webブラウザーの変更

  「取扱説明書」にはInternet Explorerの記載がありますが、対応ブラウザーがGoogle ChromeとMicrosoft Edgeに変更されましたので、Google ChromeまたはMicrosoft Edgeを使用してください。

5. 最新マニュアルについて