PN: 613-002999 Rev.D
CentreCOM GS950 V2 シリーズ リリースノート
この度は、CentreCOM GS950 V2 シリーズ をお買いあげいただき、誠にありがとうございます。このリリースノートは、マニュアルの補足や、ご使用の前にご理解いただきたい注意点など、お客様に最新の情報をお知らせするものです。
最初にこのリリースノートをよくお読みになり、本製品を正しくご使用ください。
1. 対象製品とファームウェアバージョン
本リリースノートは、下記の製品・バージョンを対象としています。各項目がどの製品に該当するかは次のアイコンで示します。
| アイコン | 対象製品 | 対象バージョン | 旧バージョン | |
|---|---|---|---|---|
| 該当 | 非該当 | |||
| GS950/10PS V2 | GS950/10PS V2 | AT-GS950/10PS V2 | 2.00.005 | 1.00.016 |
| GS950/18PS V2 | GS950/18PS V2 | AT-GS950/18PS V2 | 2.00.005 | 1.00.016 |
| GS950/28PS V2 | GS950/28PS V2 | AT-GS950/28PS V2 | 2.00.005 | 1.00.016 |
| GS950/52PS V2 | GS950/52PS V2 | AT-GS950/52PS V2 | 2.00.005 | 1.00.016 |
| GS950/10 V2 | GS950/10 V2 | AT-GS950/10 V2 | 2.00.005 | - |
2. 本バージョンで追加・拡張された機能
2.1. 一般
- 2.1.1
GS950/10PS V2 GS950/18PS V2 GS950/28PS V2 GS950/52PS V2 GS950/10 V2AT-GS950/10 V2が新規サポートとなります。 他GS950 V2シリーズ製品における旧バージョンからの修正事項は、AT-GS950/10 V2にも適用されます。
2.2. System / SSL Settings
- 2.2.1
GS950/10PS V2 GS950/18PS V2 GS950/28PS V2 GS950/52PS V2 GS950/10 V2SSL機能で使用されるTLSでTLS 1.3がサポートされました。本機能を有効にする場合は、TLS1.3に対応したブラウザーをご使用ください。
3. 本バージョンで修正された項目
本バージョンでは、以下の項目が修正されました。
- 3.1
GS950/10PS V2 GS950/18PS V2 GS950/28PS V2 GS950/52PS V2 GS950/10 V2SSHログイン時にセッションが中断した場合、SSHによる再接続や、本製品に対するリブート操作等が正常に動作しなくなる場合がありましたが、これを修正しました。
- 3.2
GS950/10PS V2 GS950/18PS V2 GS950/28PS V2 GS950/52PS V2 GS950/10 V2ポートがリンクアップしているにもかかわらず、ポートLEDが消灯してしまう場合がありましたが、これを修正しました。
- 3.3
GS950/10PS V2 GS950/18PS V2 GS950/28PS V2 GS950/52PS V2 GS950/10 V2Physical InterfaceでポートのAdmin StatusをDisabledにした状態で本製品を起動し、対向機器を接続した際に、対向機器がリンクアップしていましたが、これを修正しました。
4. 本バージョンでの制限事項
本バージョンには、以下の制限事項があります。
4.1. Physical Interface / Physical Interface
- 4.1.1
GS950/10PS V2 GS950/18PS V2 GS950/28PS V2 GS950/52PS V2 GS950/10 V2Physical InterfaceでポートのAdmin StatusをDisableからEnableへ変更した際、設定を適用してもLink Statusが更新されません。正しく表示させるためには、左メニューからPhysical Interfaceをクリックし、ページの再読み込みを実施してください。
- 4.1.2
GS950/10PS V2 GS950/18PS V2 GS950/28PS V2 GS950/52PS V2 GS950/10 V2フローコントロール有効時、まれに対向機器にPauseフレームを送信しない場合があります。その場合、対向機器との接続ポートのフローコントロール機能を再設定するか、ケーブルを抜き差しするとフローコントロール機能が正しく動作します。
4.2. Bridge / Bandwidth Control
- 4.2.1
GS950/10PS V2 GS950/18PS V2 GS950/28PS V2 GS950/52PS V2 GS950/10 V2Bandwidth ControlのStorm Controlでしきい値を設定していても、しきい値を超えて送信されます。
例：
しきい値 64ppsで設定したポートから、68ppsで送信されている
しきい値 1600ppsで設定したポートから、1661ppsで送信されている
4.3. Bridge / QoS
- 4.3.1
GS950/10PS V2 GS950/18PS V2 GS950/28PS V2 GS950/52PS V2 GS950/10 V2QoSでCoSを有効化し優先制御を使用している場合、同じプライオリティー値を持つ複数のトラフィックを受信すると、トラフィックは同じ送信キューに割り当てられ、同じレートでは送信されず、偏ったレートで送信されます。
4.4. Tools / IEEE 802.3az EEE
- 4.4.1
GS950/10PS V2 GS950/18PS V2 GS950/28PS V2 GS950/52PS V2 GS950/10 V2起動後にEnergy Efficient Ethernet機能を有効にし、設定を適用した際、全ポートでEnergy Efficient Ethernet機能が有効になるまで約8秒かかります。
5. サポートリミット一覧
GS950/10PS V2
GS950/18PS V2
GS950/28PS V2
GS950/52PS V2
GS950/10 V2
| パフォーマンス | |
|---|---|
| VLAN登録数 | 255 ※1 |
| MACアドレス（FDB）登録数 ※2 | 16K |
| IPv4ホスト（ARP）登録数 | - |
| IPv4ルート登録数 | - |
| ポートトランキング ※3 | |
| グループ数（筐体あたり） |
4 ※4 8 ※5 |
| ポート数（グループあたり） | 8 |
| ハードウェアパケットフィルター | |
| 登録数 | - |
| 認証端末数 | |
| 認証端末数（ポートあたり） | 256 |
| 認証端末数（装置あたり） | 256 |
| ダイナミックVLAN（ポートあたり） ※6 | 256 |
| ダイナミックVLAN（装置あたり） ※6 | 256 |
| ローカルRADIUSサーバー | |
| ユーザー登録数 | - |
| RADIUSクライアント（NAS）登録数 | - |
| その他 | |
| VRF-Liteインスタンス数 | - |
| IPv4マルチキャストルーティングインターフェース数 | - |
- ※
- 表中では、K=1024
- ※1
- 利用可能VIDは1～4,093です。
- ※2
- システム内部で使用する値を含みます。
- ※3
- Manual Configuration のみサポートです。
- ※4
- AT-GS950/10 V2,10PS V2の場合
- ※5
- AT-GS950/18PS V2,28PS V2,52PS V2の場合
- ※6
- マルチプルダイナミックVLANは未サポート
6. 最新マニュアルについて
GS950/10PS V2
GS950/18PS V2
GS950/28PS V2
GS950/52PS V2
GS950/10 V2
最新の取扱説明書「CentreCOM GS950 V2シリーズ 取扱説明書」（613-003000 Rev.B）とリファレンスマニュアル「CentreCOM GS950 V2シリーズ リファレンスマニュアル」（613-003001 Rev.B）は弊社ホームページに掲載されています。
本リリースノートは、これらの最新マニュアルに対応した内容になっていますので、お手持ちのマニュアルが上記のものでない場合は、弊社ホームページで最新の情報をご覧ください。
http://www.allied-telesis.co.jp/
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