[index] CentreCOM GS950 V2シリーズ リファレンスマニュアル
NotePort-Based VLAN(ポートベースVLAN)は、ポート単位でVLANの範囲を設定する基本的なVLANです。タグVLANを選択する場合は、指定するポートをあらかじめ「Tagged VLAN」メニューで、タグVLANとして登録する必要があります。
Noteデフォルトでは、すべてのポートがタグVLANに設定されています。ポートベースVLANを選択する場合は、指定するポートをあらかじめ「Port-Based VLAN」メニューで、ポートベースVLANとして登録する必要があります。
802.1Q Tagged VLAN | タグVLANを設定するポートを選択します。 ここで指定するポートは、あらかじめ「Tagged VLAN」メニューで、タグVLANとして登録する必要があります。 |
Port-Based VLAN | ポートベースVLANを設定するポートを選択します。 ここで指定するポートは、あらかじめ「Port-Based VLAN」メニューで、ポートベースVLANとして登録する必要があります。 |
All | 「All」をクリックすると、すべてのポートが選択されます。 |
Apply | 設定を適用します。 |
Restore | 直前に適用された状態まで戻します。 |
Clear | すべてのポートをタグVLANとして選択します。 |
Note802.1Q Tagged VLANモードのポートでは、1つのポートをタグなしポートとして複数のVLANに所属させる設定はサポート対象外です。
NoteVLANを何も設定していない状態ではデフォルトVLAN(PVID=1)としてTagged VLAN Tableに表示されます。
VLAN ID | 登録するVLANのVLAN IDを2~4093の範囲で設定します。 すでに登録されているVLAN IDは重複して指定できません。 タグVLANは、デフォルトVLANを含めて最大255個まで登録できます。 |
VLAN Name | VLAN名を設定します。0~32文字まで指定可能です。 |
Management VLAN | マネージメントVLANの有効/無効(Enabled/Disabled)を設定します。 デフォルトでは、デフォルトVLANは「Enabled」、新規に作成するVLANは「Disabled」に設定されています。 Enabled:VLAN配下の端末から本体宛通信が可能になります。 Disabled:VLAN配下の端末から本体宛通信はできません。 マネージメントVLANが有効なVLANに所属するポートがないと、Web GUIにアクセスできません。 管理用PCを接続するポートが所属するVLANでは必ず「Enabled」にしてください。 |
Static Tagged | タグ付きに設定するポートを選択します。 |
Static Untagged | タグなしに設定するポートを選択します。 |
Not Member | 指定のVLANに所属させないポートを選択します。 |
Apply | 設定を適用し、指定した内容でタグVLANを登録します。 |
Clear | すべてのポートを無所属として選択します。 |
Reset to Default | デフォルトVLAN以外のすべてのVLANを消去し、タグVLANの設定内容をデフォルトにリセットします。 |
VLAN ID | VLAN IDを表示します。 |
Name | VLAN名を表示します。 |
VLAN Type | デフォルトVLAN(Permanent)または手動で設定したVLAN(Static)かどうかを表示します。 |
Management | マネージメントVLANの有効/無効(Enabled/Disabled)を表示します。 |
VLAN Action | 対象VLANの操作を選択します。 「Modify」をクリックすると、クリックしたエントリーの内容を変更します。 「Delete」をクリックすると、クリックしたエントリーを削除します。 デフォルトVLAN(VLAN ID=1)は削除できません。 |
NoteVLANタグを使用する場合、接続先機器もVLANタグ(802.1Q)に対応している必要があります。
Note下記の手順では、例として、VLAN A,VLAN BのマネージメントVLANを有効にしています。マネージメントVLANが有効なVLANに所属するポートがないと、Web GUIにアクセスできません。管理用PCを接続するポートが所属するVLANでは必ず有効にしてください。
Note802.1Q Tagged VLANモードのポートでは、1つのポートをタグなしポートとして複数のVLANに所属させる設定はサポート対象外です。
ポート1~4 | 送信:ポート1~4から送信するフレームはVLAN A宛てのタグなしフレーム 受信:ポート1~4で受信したタグなしフレームはVLAN A(VID=10)所属とみなされる |
ポート5 | 送信:ポート4から送信するフレームは、VLAN A宛てならVID=10のタグ付きで、VLAN B宛てならVID=20のタグ付きで送信される 受信:ポート5ではVLAN A、B両方のトラフィックを受信する。受信するフレームはタグ付き。タグのVIDにより、所属VLANを判断する |
ポート6~10 | 送信:ポート6~10から送信するフレームはVLAN B宛てのタグなしフレーム 受信:ポート6~10で受信したタグなしフレームはVLAN B(VID=20)所属とみなされる |
Noteタグなしポートだけを使用する一般的なポートVLANの構成は、デフォルトのタグVLANモードでも実現可能です。その場合、各VLANのメンバーポートをタグなしポートだけで構成してください。
NotePort-Based VLANモードのポートでは、1つのポートを複数のVLANに所属させる設定はサポート対象外です。
NotePort-Based VLANモードのポートでは、MACアドレスがVLANごとに登録されません。
VLAN Index | 登録するポートベースVLANの番号を設定します。 |
VLAN Name | VLAN名を設定します。0~32文字まで指定可能です。 |
VLAN Member | 指定のVLANに所属させるポートを選択します。 |
Not Member | 指定のVLANに所属させないポートを選択します。 |
Apply | 設定を適用し、指定した内容でポートベースVLANを登録します。 |
Clear | すべてのポートを所属外ポートとして選択します。 |
VLAN Index | ポートベースVLANの番号を表示します。 |
VLAN Name | VLAN名を表示します。 |
VLAN Member | VLANに所属しているポートを表示します。 |
VLAN Action | 対象VLANの操作を選択します。 「Modify」をクリックすると、クリックしたエントリーの内容を変更します。 「Delete」をクリックすると、クリックしたエントリーを削除します。 デフォルトVLAN(VLAN ID=1)は削除できません。 |
Delete All | 登録したVLANをすべて削除します。 |
NoteポートベースLANモードのポートでは、タグなしパケットとVLAN ID=0のタグ付きパケット(プライオリティータグパケット)だけを転送し、その他のタグ付きパケットは破棄します。
Port | ポート番号を表します。 |
PVID | PVIDを1~4093の範囲で設定します。 PVIDはタグなしポートでタグなしパケットを受信した際にどのVLANとして通信させるかを決めるためのIDです。 デフォルトは「1」です。 |
Acceptable Frame Types | 許容するフレームの種類を選択します。デフォルトは「All」です。 All:すべてのフレームの受信を許可します。 Tagged:タグ付きフレームのみ、受信を許可します。 Untagged and Priority Tagged:タグなしフレームとプライオリティータグ付きのフレームの受信を許可します。 |
Ingress Filtering | イングレスフィルタリングの有効/無効(Enabled/Disabled)を指定します。 有効にすると、受信フレームのVLAN IDが受信ポートの所属VLANと一致した場合のみフレームを受け入れ、それ以外は破棄します。 無効の場合はすべてのフレームを受け入れる。デフォルトは「Enabled」です。 |
Action | 「Apply」をクリックすると、設定を適用します。 |
Noteデフォルトは「IVL」です。プルダウンで「SVL」が選択できるようになっていますが、「SVL」はサポート対象外です。デフォルト設定のまま、お使いください。
Noteスタティックエントリーについては、「Bridge(詳細設定) / Static Unicast(MACアドレステーブル/スタティックエントリー)」を参照してください。
ID | データベースに記録されたエントリーのID番号を表示します。 |
VID | VLAN IDを表示します。 |
Port | VLANに所属するポート、もしくはトランクポートを表示します。 |
MAC Address | MACアドレスを表示します。 |
Type | MACアドレスエントリーの種類が表示されます。 常に「Dynamic」(学習機能により自動的に登録されたMACアドレスエントリー)が表示されます。 |
VLAN Mode | VLANの種類(802.1Q/Port-Based)が表示されます。 |
Refresh | 最新の状態に更新します。 |
State | マルチプルVLAN機能のEnabled/Disabled(有効/無効)を設定します。デフォルトは「Disabled」です。 |
Source Port | プルダウンメニューからソースポートを選択します。デフォルトは「01」です。 |
Forwarding Ports | 選択したソースポート以外のポートから、フォワーディングポートを選択します。(複数選択可) デフォルトでは、ソースポートを選択すると、選択したソースポート以外のポートすべてにチェックがつきます。 |
Clear | あらかじめ選択されているフォワーディングポートのチェックボックスからチェックが外れます。 |
All | 選択したソースポート以外のポートをフォワーディングポートとして選択します。 |
Apply | 設定を適用します。 |
Port List | 作成されたマルチプルVLANを表示します。 |
Port Map | フォワーディングポートを表示します。 |
NoteSource Portを選択すると、すべてのポートが自動的にForwarding Portsとして選択され、Source Portがグレー表示されます。
VLAN ID | VLAN IDを表示します。 |
VLAN Name | VLAN名を表示します。 |
VLAN FDB ID | フォワーディングデータベースIDを表示します。 |
Member Ports | タグ付けされたメンバーポートを表示します。 |
Untagged Port | タグなしメンバーポートを表示します。 |
Status | 手動で登録されたVLAN(permanent/static)もしくは自動で登録されたVLAN(dynamic)かを表示します。 |
VLAN Index | ポートベースVLANの番号を表示します。 |
VLAN Name | VLAN名を表示します。 |
VLAN Member | ポートベースVLANに所属しているポートを表示します。 |