[index] CentreCOM x610シリーズ コマンドリファレンス 5.4.7
モード: OSPFv3モード
カテゴリー: IPv6 / 経路制御(OSPFv3)
(config-router)# area AREAID virtual-link A.B.C.D [dead-interval <1-65535>] [hello-interval <1-65535>] [retransmit-interval <1-65535>] [transmit-delay <1-65535>] [instance-id <0-255>]
(config-router)# no area AREAID virtual-link A.B.C.D [dead-interval] [hello-interval] [retransmit-interval] [transmit-delay]
(ABRでのみ有効)仮想リンクを設定する。仮想リンクの設定はリンク両端のルーターで行わなくてはならない。
no形式でオプションを指定しなかった場合は、仮想リンクの設定を削除する。
no形式でオプションを指定した場合は、指定したオプションをオフにする。
AREAID |
通過エリアのOSPFエリアID。通過エリアは通常エリアでなくてはならない。次のいずれかの形式で指定する | ||||
<0-4294967295> |
単一10進数形式(例:1) | ||||
A.B.C.D |
IPアドレス形式(例:0.0.0.1) | ||||
A.B.C.D |
仮想リンクの対向に位置するABRのルーターID | ||||
dead-interval <1-65535> |
HelloパケットのRouter Dead Intervalタイマー(秒)。隣接ルーターからHelloパケットを受信できなくなったときに、隣接ルーターがダウンしたと判断するまでの時間を示す。同一ネットワーク上のすべてのルーターに同じ値を設定する必要がある。最小値はHelloパケットの送信間隔(Hello Interval)×2、推奨値はHello Interval×4。初期値は40 | ||||
hello-interval <1-65535> |
Helloパケットの送信間隔(Hello Interval)(秒)。同一ネットワーク上のすべてのルーターに同じ値を設定する必要がある。初期値は10 | ||||
retransmit-interval <1-65535> |
データベース記述パケット(タイプ2)、リンク状態要求パケット(タイプ3)、リンク状態更新パケット(タイプ4)の再送間隔(秒)。隣接ルーター間のパケット往復時間よりも十分に大きな値でなくてはならない。LANでは5秒が標準的。初期値は5秒 | ||||
transmit-delay <1-65535> |
リンク状態更新パケットの送信遅延時間(秒)。同パケットに含まれるLSAのエージフィールドはこの値だけ増分される。LANでは通常1に設定される。初期値は1 | ||||
instance-id <0-255> |
インターフェースインスタンスID。インスタンスIDが一致するルーターのインターフェースとのみ経路情報を交換する。初期値は0 |
■ ルーター10.10.10.1と10.10.10.5の間に仮想リンクを作成する。通過エリアは1。通過エリア1は通常エリアでなくてはならない。
awplus(config-router)# area 1 virtual-link 10.10.10.5 ↓
awplus(config-router)# area 1 virtual-link 10.10.10.1 ↓
router ipv6 ospf (グローバルコンフィグモード)
|
+- area virtual-link(OSPFv3モード)
area virtual-link authentication ipsec(OSPFv3モード)
area virtual-link encryption ipsec(OSPFv3モード)
show ipv6 ospf(非特権EXECモード)
show ipv6 ospf neighbor(非特権EXECモード)
show ipv6 ospf virtual-links(非特権EXECモード)
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