[index] CentreCOM x610シリーズ コマンドリファレンス 5.4.7
モード: 特権EXECモード
カテゴリー: アライドテレシスマネージメントフレームワーク(AMF) / コマンド
# atmf provision node NODENAME clone SRCNODENAME
既存ノードのバックアップデータを複製して、指定した名前のAMFノード用の事前設定データ領域(ディレクトリー)を作成する。
本コマンドは、ゼロタッチインストレーションのため、新規AMFノードの事前設定を行うとき最初に使用するコマンド。
本コマンドで事前設定データ領域を作成した後は、atmf provision node locateコマンドで該当データ領域内のflashディレクトリーに移動してコンフィグファイルを編集したり、atmf provision node configure boot systemコマンドやatmf provision node configure boot configコマンドでファームウェアやコンフィグを変更したりできる。また、atmf provision node license-certコマンドでは有効化するライセンスの指定が可能。
その後、新規ノードを接続する既存ノードのAMF接続ポートに対して、インターフェースモードのatmf provisionコマンドでノード名を関連付けることで、該当ポートに新規ノードを接続したとき、ゼロタッチインストレーションによる新規ノードの自動セットアップが行われるようになる。
本コマンドはマスターでのみ有効。
NODENAME |
事前設定するAMFノード名。大文字小文字を区別しない | ||||
SRCNODENAME |
複製元のAMFノード名。指定したAMFノードのバックアップデータをコピーして、NODENAME用のバックアップデータを作成する |
■ 既存のAMFノード「ESW231」のバックアップデータを複製して、これから設置する新規AMFノード「ESW232」用の事前設定データ領域を作成する。
SBx81# atmf provision node ESW232 clone ESW231 ↓ Copying... Successful operation SBx81#
■ 指定したノードの事前設定データまたはバックアップデータが存在する場合は、そのデータを削除してから本コマンドを実行すること。
■ 本コマンドでは、複製元となる既存ノードのライセンス情報も引き継がれる。
■ 本コマンドでは、複製元となる既存ノードのバックアップディレクトリーをコピーして新規ノードの事前設定データ領域を作成するが、その際下記の変更を行う。
Note同一ネットワーク上に複数のVCSグループが存在するときは、該当するVCSグループ間でバーチャルシャーシID(stack virtual-chassis-idコマンド)が重複しないよう注意して設定してください。
Noteコンフィグファイルの書き換えは、boot config-fileコマンドで設定されている起動時コンフィグとバックアップコンフィグに対してのみ行われます。
atmf provision(インターフェースモード)
atmf provision node configure boot config(特権EXECモード)
atmf provision node configure boot system(特権EXECモード)
atmf provision node create(特権EXECモード)
atmf provision node delete(特権EXECモード)
atmf provision node license-cert(特権EXECモード)
show atmf provision nodes(特権EXECモード)
(C) 2011 - 2017 アライドテレシスホールディングス株式会社
PN: 613-001613 Rev.R