[index] CentreCOM x610シリーズ コマンドリファレンス 5.4.7
モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: インターフェース / ポート認証
(config)# [no] auth-web-server dhcp ipaddress A.B.C.D/M
Web認証サーバー(ポート認証)のDHCPサーバー機能を有効にする。
本コマンド設定時にはipaddressパラメーターで指定したIPアドレスがWeb認証サーバーの待ち受けIPアドレスとして動作する。
本機能を有効にすると、クライアントのデフォルトゲートウェイ・DHCPサーバー・DNSサーバーにはWeb認証サーバーのIPアドレスが付与される。
no形式を指定すると、Supplicantに割り当てられているIPアドレスを消去し、Web認証サーバーのDHCPサーバー機能を無効にする。
初期設定は無効。
A.B.C.D/M |
Web認証サーバーのDHCPサーバー機能に割り当てるIPv4アドレスとサブネットマスク長。A.B.C.DがDHCPサーバーのアドレスとなり、サブネットA.B.C.D/Mの範囲内から、クライアントにIPアドレスが割り当てられる |
■ 本コマンドによってWeb認証サーバー(ポート認証)のDHCPサーバー機能を有効にし、かつDHCPサーバー機能も有効にした場合、認証前のサプリカントに対してはWeb認証サーバーのDHCPサーバー機能からIPアドレスが割り当てられる。認証成功後はDHCPサーバー機能からIPアドレスが割り当てられる。
■ 本コマンドはauth-web-server ipaddressコマンドと同時に設定することはできない。
■ A.B.C.Dパラメーターには、ネットワーク上に存在しないアドレス(仮想アドレス)を指定すること。
また本コマンド設定時は、認証ポートに次のようなハードウェアアクセスリストを適用する必要がある。
たとえば、本コマンドで仮想アドレス10.10.10.1を指定した場合は、次のようなハードウェアアクセスリストを作成し、認証ポートに適用すること。
access-list 3000 send-to-cpu ip any 10.10.10.1/32
configure terminal (特権EXECモード)
|
+- auth-web-server dhcp ipaddress(グローバルコンフィグモード)
auth-web-server dhcp lease(グローバルコンフィグモード)
show auth-web-server(特権EXECモード)
(C) 2011 - 2017 アライドテレシスホールディングス株式会社
PN: 613-001613 Rev.R