[index] CentreCOM x610シリーズ コマンドリファレンス 5.4.7
モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: IPマルチキャスト / IGMP
(config)# [no] ip igmp ssm-map enable
IGMPのSSM(Source Specific Multicast)マッピング機能を有効にする。
no形式で実行した場合はSSMマッピング機能を無効にする。
初期設定は有効。
SSMマッピング機能は、IGMP Querier側でマルチキャストグループアドレスとマルチキャスト送信者の対応表を用意しておくことにより、マルチキャスト受信者(ホスト)がIGMPバージョン1/2にしか対応していない場合でも、SSMレンジ内のアドレス(標準では232.0.0.0/8。ip igmp ssm、ip pim ssmで変更可能)への参加を可能とし、PIM-SSMを使用できるようにする機能。
IGMPバージョン1/2では参加するグループしか指定できない(これを(*,G) Joinなどという)が、ip igmp ssm-map staticコマンドでグループと送信者の対応表(S -> G)を作っておくことにより、(*,G) JoinをIGMPバージョン3の(S,G) Joinと見なすことができる。
■ SSMマッピング機能を有効にする。なお、別途IGMPの有効化(ip igmp)と、SSMマッピングエントリーの作成(ip igmp ssm-map static)が必要。
awplus(config)# ip igmp ssm-map enable ↓
■ SSMマッピング機能は、IGMPバージョン1/2の (*,G) Join に対してのみ動作する。IGMPバージョン3の (*,G) Join に対しては動作しない。
configure terminal (特権EXECモード)
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+- ip igmp ssm-map enable(グローバルコンフィグモード)
ip igmp(インターフェースモード)
ip igmp ssm(グローバルコンフィグモード)
ip igmp ssm-map static(グローバルコンフィグモード)
ip pim sparse-mode(インターフェースモード)
ip pim ssm(グローバルコンフィグモード)
show ip igmp groups(非特権EXECモード)
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