[index] CentreCOM x610シリーズ コマンドリファレンス 5.4.7
モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: 運用・管理 / ログ
(config)# [no] log DESTINATION
既定のログ出力先(bufferedログ、permanentログ、consoleログ)を有効にする。あるいは、任意設定のログ出力先(hostログ、emailログ)を新たに定義する。
no形式で実行した場合は既定のログ出力先を無効にする。あるいは、任意設定のログ出力先を削除する。
hostログ、emailログを新規に定義した場合は、本コマンドの実行後、log(filter)コマンドでメッセージフィルターを追加し、どのようなメッセージを出力するかを指定する必要がある(メッセージフィルターを追加するまで実際にはメッセージが出力されない)。
一方、bufferedログ、permanentログ、monitorログ、consoleログは初期状態で定義済みかつ有効であり、メッセージフィルターも設定されている(monitorログはつねに有効であるため本コマンドの操作対象外)。
DESTINATION |
ログメッセージの出力先。hostログとemailログの場合は、具体的な出力先(syslogサーバー、メールアドレス)も指定する | ||||
buffered |
ランタイムメモリー。初期状態で有効に設定されている | ||||
permanent |
フラッシュメモリー。初期状態で有効に設定されている | ||||
console |
コンソールポート。初期状態で有効に設定されている | ||||
host {A.B.C.D|X:X::X:X} |
syslogサーバー。サーバーのIPv4アドレス(A.B.C.D)またはIPv6アドレス(X:X::X:X)を指定する | ||||
email TOADDRESS |
電子メールアドレス。TOADDRESSにメールアドレスを指定する |
■ コンソールポートへのログ出力を無効にする。
awplus(config)# no log console ↓
awplus(config)# log host 192.168.10.2 ↓
awplus(config)# log email admin@example.com ↓
■ monitorログは端末セッションごとに出力をオン・オフするものであるため(terminal monitorコマンド)、それ自体としては有効・無効といった状態を持たない。そのため、本コマンドでmonitorログの状態を操作することはできない。なお、monitorログの出力条件はlog(filter)コマンドで変更可能。
■ emailログを使用する場合は、あらかじめメール送信のための基本設定を済ませておくこと(mail fromコマンド、mail smtpserverコマンド)。
■ emailログでは、VCSメンバーがLeave / Joinした際に出力されるログの一部が送信されない場合がある。
configure terminal (特権EXECモード)
|
+- log(グローバルコンフィグモード)
log(filter)(グローバルコンフィグモード)
mail from(グローバルコンフィグモード)
mail smtpserver(グローバルコンフィグモード)
show log config(特権EXECモード)
terminal monitor(特権EXECモード)
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