[index] CentreCOM x610シリーズ コマンドリファレンス 5.4.7
モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: L2スイッチング / スパニングツリープロトコル
(config)# [no] spanning-tree {stp|rstp|mstp} enable
動作モードに応じたスパニングツリープロトコルの動作を有効にする。
no形式で実行した場合は、スパニングツリープロトコルの動作を無効にする。
spanning-tree modeコマンドで動作モードを変更した直後は、該当モードにおけるスパニングツリープロトコルの動作が有効になっている。
stp |
STP(IEEE 802.1D)。STPモード時に指定する | ||||
rstp |
RSTP(IEEE 802.1w)。RSTPモード時に指定する | ||||
mstp |
MSTP(IEEE 802.1s)。MSTPモード時に指定する |
■ STPの動作を無効にする。
awplus(config)# no spanning-tree stp enable ↓
awplus(config)# no spanning-tree rstp enable ↓
awplus(config)# no spanning-tree mstp enable ↓
■ 本コマンドを実行するには、あらかじめspanning-tree modeコマンドでスパニングツリープロトコルの動作モードを適切に設定しておく必要がある(動作モードの初期設定はRSTP)。
■ トランクグループの作成後にMSTPを有効にすると、ポートがリンクダウンしてもFDBに学習したMACアドレスがクリアされなくなる。これを回避するには、トランクグループの作成前にMSTPを有効化するか、MSTPを有効化した後で設定を保存して再起動すること。
configure terminal (特権EXECモード)
|
+- spanning-tree enable(グローバルコンフィグモード)
show spanning-tree(非特権EXECモード)
spanning-tree mode(グローバルコンフィグモード)
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