[index] CentreCOM x610シリーズ コマンドリファレンス 5.4.7
モード: VLANモード
カテゴリー: L2スイッチング / バーチャルLAN
(config-vlan)# vlan VLANRANGE [name VLANNAME] [state {enable|disable}]
(config-vlan)# no vlan VLANRANGE
VLANを定義、または、定義済みVLANの名前や状態を変更する。
no形式で実行した場合は、指定したVLANを削除する。
VLANRANGE |
VLAN ID(VID)。2~4094の範囲から選択する。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能 | ||||
name VLANNAME |
VLAN名。VLAN IDを複数指定した場合は指定できない。最大32文字。使用可能な文字は半角英数字と記号(! # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > @ [ \ ] ^ _ ` { | } ~)。大文字小文字を区別する。省略時は「VLANXXXX」(XXXXは4桁のVLAN ID)となる。VLAN名はshow vlanコマンドなどで表示される単なる説明文字列(メモ)であり、コマンド中におけるVLANの指定や通信に用いられることは原則としてないが、ポート認証のダイナミックVLAN機能においては、RADIUSサーバーが通知するVLAN情報としてVLAN IDだけでなくVLAN名を使用することもできる(ダイナミックVLAN機能では、VLAN名をVLANの識別子として使える)。そのため、他のVLANと同じ名前を指定することはできない | ||||
state {enable|disable} |
VLANの状態(該当VLANに所属するパケットの転送を行うかどうか)。enabled(転送有効)、disable(転送無効)から選択する。VLAN作成時の初期値はenable |
■ vlan100を作成する。ここでは、メモとして「silver」という名前を付けている。
awplus(config)# vlan database ↓ awplus(config-vlan)# vlan 100 name silver ↓
awplus(config)# vlan database ↓ awplus(config-vlan)# vlan 10,20,30,40-49 ↓
■ VLAN名にスペースは使用できない。
■ VLANを指定するパラメーターを持つコマンドの中には、参照先VLANがno vlanで削除された場合に、ランニングコンフィグから自動的に削除されるものとされないものがある。VLANを削除したときは、ランニングコンフィグ上に該当VLANを指定している関連コマンドが残っていないか確認し、残っていた場合は手動で削除すること。
■ スタートアップコンフィグなしの状態で起動した場合、vlan4091、4092は作成できない。vlan4091、4092を使用する場合は、スタートアップコンフィグの実体ファイルが存在する状態で起動してから、本コマンドでvlan4091、4092を作成すること。スタートアップコンフィグの実体ファイルは、show bootコマンドの「Current boot config」欄で確認可能。
vlan database (グローバルコンフィグモード)
|
+- vlan(VLANモード)
auth dynamic-vlan-creation(インターフェースモード)
private-vlan(VLANモード)
private-vlan association(VLANモード)
show interface switchport(非特権EXECモード)
show vlan(非特権EXECモード)
show vlan private-vlan(非特権EXECモード)
switchport access vlan(インターフェースモード)
switchport mode(インターフェースモード)
switchport mode private-vlan(インターフェースモード)
switchport private-vlan host-association(インターフェースモード)
switchport private-vlan mapping(インターフェースモード)
switchport trunk allowed vlan(インターフェースモード)
switchport trunk native vlan(インターフェースモード)
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