[index] CentreCOM x900シリーズ・SwitchBlade x908 コマンドリファレンス 5.4.4
モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: L2スイッチング / 一般設定
(config)# platform silicon-profile {extended|nexthop|qoscounters|qospolicers}
(config)# no platform silicon-profile
スイッチチップのメモリー領域を特定の機能に割り当てるよう設定する。
no形式で実行した場合はメモリー領域を通常の用途に戻す。
本コマンド実行後は設定を保存して再起動する必要がある。
本コマンド、および、platform routingratioコマンドの設定による各種登録数の変動については、解説編を参照。
extended |
(SwitchBlade x908のみ)エクスパンションモードを有効にする。エクスパンションモードは、SwitchBlade x908で使用する拡張モジュールをAT-XEM-2XS、AT-XEM-2XT、AT-XEM-2XP、AT-XEM-12Sv2、AT-XEM-12Tv2、AT-XEM-24Tのみで構成した場合に、ハードウェアテーブルサイズを拡大して、FDB登録数やリンクアグリゲーショングループ数を拡張するもの | ||||
nexthop |
メモリー領域をネクストホップテーブルに割り当て、最大5000個のネクストホップ(経路)を登録できるようにする。この場合、使用できるマルチキャストグループとトラフィッククラスの数が減少する | ||||
qoscounters |
メモリー領域をQoS機能におけるポリサーのメータリング統計保存用に割り当てる。この場合、使用できるトラフィッククラスの数が減少する | ||||
qospolicers |
QoSポリサーモードを有効にする。有効にすると、マルチキャストルート数を640に減少させ、ポリサー数を1024に増加させる。無効時(初期設定)ではマルチキャストルート数は1024、ポリサー数は512。 |
■ 本コマンドでスイッチチップのメモリー領域を各機能に割り当てると、利用可能なトラフィッククラスやマルチキャストグループの数が減少するので注意。
■ QoSストームプロテクション(storm-protectionコマンド)を使用する場合は、あらかじめ本コマンドでqoscountersを指定し、領域を確保しておく必要がある。
■ 本機能の設定は、システム起動時にスタートアップコンフィグから読み込まれたときだけ有効となる。そのため、本コマンドの実行後は、設定をスタートアップコンフィグに保存して再起動する必要がある。
configure terminal (特権EXECモード) | +- platform silicon-profile(グローバルコンフィグモード)
platform routingratio(グローバルコンフィグモード)
show mls qos interface policer-counters(非特権EXECモード)
show platform(特権EXECモード)
storm-protection(ポリシーマップ・クラスモード)
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