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CentreCOM EG1004TX コマンドリファレンス 1.0.0-23
VLAN/概要・基本設定
- 本製品のVLANサポートの概要
- フレームの処理
- コマンド
VLAN(バーチャルLAN)とは、管理者の設定によって論理的にブロードキャストドメインを分割する機能です。本製品は、ポートVLANとタグVLAN(IEEE 802.1Q)に対応しており、任意のグループ分けが可能です。
本製品では最大16までVLANをサポートしています。
本製品は初期状態では、「default」という名前で、VLAN IDが1のVLANが1つ存在してます。
すべてのポートは、最初はこのdefault VLANに所属しており、必要に応じてVLANを作成し、各ポートをそれぞれのVLANに割り当てていくことになります。
ポートは、それぞれのVLANに、タグ無しポートとして所属するか、タグ付きポートとして所属するかを選ぶことができます。
タグ付きとしてであれば複数のVLANに所属できますが、タグ無しとして所属できるVLANは1つだけです。
すべてのVLANからポートを削除すると、そのポートは自動的にdefault VLANに所属します。
802.1Q タグVLANでは、受信したフレームにVIDをタグ付けします。
- フレームがタグなしの場合、受信ポートのデフォルトVIDをタグ付けします。
- タグ付きフレームの場合そのVIDが使用されます。
■ 新たにVLANを作成するにはVLAN ADD VIDコマンドを使います。
■ VLANを削除するにはVLAN DELETEコマンドを使います。
■ VLANにポートを追加するにはVLAN ADD PORTコマンドを使います。
■ VLANからポートを削除するにはVLAN DELETEコマンドを使います。
■ VLANの状態を確認するにはVLAN SHOWコマンドを使います。
(C) 2005 アライドテレシスホールディングス株式会社
PN: 613-000314 Rev.A