[index] CentreCOM EG1004TX コマンドリファレンス 1.0.0-23

CentreCOM EG1004TX コマンドリファレンス 1.0.0-23

このたびは、CentreCOM EG1004TXをお買い上げいただき、誠にありがとうございます。

CentreCOM EG1004TXは、10/100MbpsのWANポートを1ポートと拡張用ベイを1スロット搭載したエンタープライズVoIPゲートウェイです。E&M(OD)拡張モジュール(オプション)を拡張ベイに装着することで最大4チャンネルのVoIP回線を確保します。現在お使いのビジネスホン主装置(PBX)に接続することにより、通話回線のIP化をはかり、既存の通話環境のまま通話コストを低減します。本製品の主な特長を下記に示します。

本リファレンスマニュアルでは、CentreCOM EG1004TX用ソフトウェアの各種機能とコマンドについて詳細に解説しています。本製品を活用するための参考資料としてご利用ください。

なお、設定を行う前に済ませておかなければならないこと、たとえば本製品や WAN の配線、設定に使用するコンソールの準備などについては説明しておりません。これらに関しては、製品付属の冊子「取扱説明書」をご覧ください。

はじめに

対象ファームウェアについて

本マニュアルは、ファームウェアバージョン「1.0.0-23」をもとに記述されていますが、「1.0.0-23」よりも新しいバージョンのソフトウェアが搭載された製品に同梱されることがあります。製品のご使用に当たっては、必ず弊社ホームページに掲載のリリースノートや添付書類をお読みになり、最新の情報をご確認ください。リリースノートや添付書類には、各バージョンごとの注意事項や最新情報が記載されています。

サポート機能、制限事項について

ファームウェア、ハードウェアのバージョンにより、サポート対象となる機能の範囲が異なる場合があります。本マニュアルに記載されているすべての機能、コマンドがサポート対象ではない可能性がありますので、あらかじめご了承ください。各バージョンにおけるサポート機能や制限事項については、弊社ホームページに掲載のリリースノートや添付書類でご確認ください。

また、本マニュアル中では、RFC(Request For Comments)、Internet Drafts、IEEE等の標準規格、ベンダーの仕様書や文献に参照・言及している箇所がありますが、これらは参考のために挙げているものであり、必ずしも説明している機能がこれらに準拠していることを示すものではありません。本製品の公式なサポート機能や準拠規格等については、製品付属の取扱説明書等をご覧ください。また、前述のとおり、制限事項や最新情報についてはリリースノートや添付書類もご確認ください。

マニュアルの提供形態

本マニュアルは HTML(Hyper Text Markup Language)形式のオンラインマニュアルです。弊社Webサイトのパートナー向けWebページにて最新バージョンを見ることができます。印刷物としては提供しておりませんので、印刷物が必要な場合は HTML ファイルをプリンターで出力するか、後述する PDF ファイルを印刷してご使用ください。

本マニュアルをご覧になるには、Netscape Navigator/CommunicatorやMicrosoft Internet ExplorerなどのWebブラウザーが必要です。HTMLフレームを使用しているためフレーム対応のブラウザーが必要ですが、JavaScriptやActiveScriptなどのスクリプト言語や、Javaアプレット等は使用しておりませんので、これらの機能はオフでもかまいません。

本マニュアルは、ハイパーリンク機能を利用して、あるコマンドから関連する別のコマンドへジャンプしたり、機能解説のページからコマンドリファレンスへジャンプできるように作成してあります。また、参考文献として挙げているRFC(Request For Comments)を収録し、リンクから参照できるようにしました。

なお、HTML はオンライン参照には向いていますが、印刷して読みたい場合はページごとの印刷が必要など不便な面もあります。HTML 版を補助するものとして、オリジナルの HTML 版を章(機能)ごとに PDF ファイルとして用意しました。必要に応じてこちらからご利用ください。

マニュアルの構成

本マニュアルの構成について説明します。

章構成

まず、本マニュアルは大きな機能ごとに章が分けられています。 画面上部のフレームに表示されている項目([VoIP]など)が各章へのリンクになっています。章名をクリックすると、画面左側のフレームに該当する章の機能別索引が表示されます。索引上のリンクをクリックすることにより、画面右側のフレームにコマンドや機能の解説が表示されます。

章構成は次のとおりです。各章は本製品の機能モジュールごとにグループわけがされています。

運用・管理
日常的な運用・管理に使うコマンドについて解説しています。
ETH0ポート
ETH0ポートについて解説しています。
IP
IPモジュールについて解説しています。
VoIP
本製品において主となる機能であるVoIPモジュールについて解説しています。

章内の構成

各章は、大きく分けて「概要」と「コマンドリファレンス」の2つの部分から構成されています。

概要編では、それぞれのモジュールがどのような機能を提供するかを大まかに説明しています。まず、概要編で、それぞれのモジュールの概要をつかんでからコマンドの詳細をご覧になってください。

コマンドリファレンス編は、コマンドごとに構文、機能、パラメーター、例文、注意事項などをまとめたものです。各コマンドが1つの HTML ファイル(Webページ)になっています。左側フレームのコマンド名をクリックすると、右側フレームに該当するコマンドのページが表示されます。コマンド索引は、アルファベット順と機能別の2つが用意されています。コマンド名から引きたいときはアルファベット順、機能からコマンドを調べたいときは機能別コマンド索引が便利です。

表記・内容について

本マニュアルではコマンド名は大文字で表記してありますが、これはコマンドであることを明確にするためです。コマンド構文や例において示しているように、実際は小文字で入力してください。

コマンド構文

コマンドリファレンス編では、以下の基準にしたがってコマンドの構文を表記しています。

bold 太字(bold)の部分は、必ず入力しなくてはならない部分を表しています。具体的には [ ] で囲まれていない部分がこれに相当します。
italic 斜体(italic)は変数をあらわします。コマンド入力時には、環境に応じて異なる値が入ります。たとえば、IPADDRESS=ipadd のような構文ではipadd の部分に具体的なIPアドレスを入力します。
... ...」は、直前の要素を繰り返し記述できることを示します。たとえば、{A|B|C|D|E}[,...]は、「A」のように繰り返しなしでもかまいませんし、「A,B,D」のようにカンマ区切りで複数個指定してもかまいません。
{ } ブレース({ })で囲まれた部分は、複数の選択肢からどれか一つを指定することを示します。選択肢の各項目は縦棒(|)で区切られます。たとえば、{private|public} は、privatepublicのどちらか一方だけを指定することを示しています。
[ ] スクエアブラケット([ ])で囲まれた部分は省略可能であることを示します。

例について

本マニュアルには、数多くの「例」が登場します。電話番号、IPアドレス、ドメイン名、ログイン名、パスワードなどに具体的な文字列や値を使用していますが、これらは例として挙げただけの架空の存在です。実際に運用を行う場合は、お客様の環境におけるものをご使用ください。

また、本書の設定例はあくまでも説明のためのサンプルです。お客様の環境に適した設定を行う際の参考としてください。ある機能について説明するため、現実のネットワークではあり得ないような構成例を使っているところがあるかもしれません。実際にネットワークを構築する場合は、お客様の環境に適した構成をとるようにしてください。

参考文献について

本マニュアル中では、RFC(Request for Comments)、Internet Drafts、IEEE等の標準規格、ベンダーの仕様書や文献に参照・言及している箇所がありますが、これらはあくまでも参考のために挙げているものであり、必ずしも説明している機能がこれらに準拠していることを示すものではありません。本製品の公式なサポート機能や準拠規格等については、製品付属のユーザーマニュアル等をご覧ください。

なお、文書の中には随時改版されているものもあるため、マニュアル中で挙げているものが必ずしも最新のバージョンであるとは限りませんのでご注意ください。RFCとInternet Draftsについては、以下のURLを参考にしてください。

最新情報

製品の出荷後は、弊社Webサイトのパートナーページにてマニュアル等の正誤情報や改版されたマニュアル、アップデートされたファームウェアなどの最新の情報を公開しています。

PDFファイルの参照

印刷用のPDFファイルは以下から参照できます。ただし、本マニュアルのオリジナルはあくまでも HTML 版です。HTML 版、PDF 版とも同じソースファイルを元にしていますが、PDF 版はハイパーテキストを前提としたオリジナルを半ば機械的に書籍の形態に変換しているため、HTML 版のすべての情報を保持していない可能性があります。この点をあらかじめご了承の上、ご使用くださいますようお願い申し上げます。

  • 運用・管理
  • ETH0ポート
  • IP
  • VoIP
  • PDFファイルを参照、印刷するためには、Adobe Systems 社が無償提供しているビューワーソフトウェア Acrobat Reader(または商用の Adobe Acrobat)が必要です。本マニュアルの PDF は Acrobat 3.0 互換形式ですので、バージョン 3.0J以降の Acrobat Reader で読むことができます。

    Acrobat Reader の最新版は、Adobe Systems 社の Web サイト(http://www.adobe.co.jp/)からダウンロードすることもできます。

    ご注意

    (C) 2005 アライドテレシスホールディングス株式会社

    商標について

    マニュアルバージョン


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    PN: 613-000314 Rev.A