[index] CentreCOM EG1004TX コマンドリファレンス 1.0.0-23

VoIP/PROTOCOL


  - SIPモジュールの起動と基本設定
  - SIPモジュールに関連する他のコマンド


 

SIPモジュールの起動と基本設定

SIPによるVoIPシステムを使うためには、VoIPに関連するすべてのコマンドに先行して、SIPモジュールを有効にする必要があります。
SIPモジュールは、VOIP SIP PROTOCOL ENABLEコマンドで有効にします。

次に、SIPプロトコルが使用するIPインターフェースをVOIP SIP PROTOCOL SET NETINTERFACEコマンドで設定します。

以上で、SIPプロトコルを使用するための設定は終了です。
 

SIPモジュールに関連する他のコマンド

VOIP SIP PROTOCOL SHOWコマンドは、SIPプロトコルに関連する現在の設定を表示します。

VOIP SIP PROTOCOL RESTARTコマンドは、SIPモジュールを再始動します。
保留中またはアクティブな呼は解放されます。
リソース(SIPユーザー、論理インターフェース、FDBエントリー)は解放されません。

VOIP SIP PROTOCOL DISABLEコマンドは、SIPシグナリングプロトコルを停止し、定義されていた以下のリソースを削除します。
VOIP SIP PROTOCOL SET DEFAULTPORTコマンドは、SIPプロトコルが使用する送受信ポートを変更します。デフォルトのポートは5060です。

VOIP SIP PROTOCOL SET EXTENSIONコマンドは、SIPプロトコルの拡張機能(セッションタイマー)を設定します。

VOIP SIP PROTOCOL SET INVITETIMEOUTコマンドは、INVITEトランザクションのタイムアウト値を設定します。

VOIP SIP PROTOCOL SET ROUNDTRIPTIMEコマンドは、SIPパケット送信と応答受信の間の最長時間を設定します。設定時間が満了すると、パケット(プロトコルのプリミティブ)の再送が起こります。



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