AT-TQ7403リリースノート

• 1. 対象製品とファームウェアバージョン
• 2. 本バージョンでの制限事項
• 3. 未サポート機能・設定項目
• 4. 最新マニュアルについて

1. 対象製品とファームウェアバージョン

本リリースノートは、下記の製品・バージョンを対象としています。各項目がどの製品に該当するかは次のアイコンで示します。

2. 本バージョンでの制限事項

本バージョンには、以下の制限事項があります。

2.1. 監視/ログ

• 2.1.1 [R279619]
  TQ7403
  プライマリーRADIUSサーバーのみ使用時にも、RADIUS サーバーから無線APに一定時間内に応答が届かなかった際に、下記のログを出力しRADIUSサーバーへの再接続を試みます。
  

  RADIUS No response from Authentication server IP ADDRESS:PORT - failover

2.2. 監視/近隣AP

• 2.2.1 [R273721]
  TQ7403
  近隣AP検出機能において、検出した無線APのセキュリティーがOSENに設定されていてもWEPと表示されます。
  通信には影響ありません。
• 2.2.2 [R297478]
  TQ7403
  近隣AP検出時に約10秒の間、パケットロスや通信遅延が発生することがあります。一時的なパフォーマンス低下が許容できない環境では近隣AP検出を無効にしてください。
• 2.2.3 [R329099]
  TQ7403
  近隣AP検出において、Enhanced Openのセキュリティーを表示する際、GUI上のセキュリティー項目が空白で表示されます。 通信自体への影響はありません。

2.3. 設定

• 2.3.1 [R281563]
  TQ7403
  無線クライアントがパワーセーブモードになった際に、無線APからの通信に無線クライアントが応答しない状態が続くと無応答端末切断タイマーの時間前に切断されます。

2.4. 設定/有線LAN

• 2.4.1 [R267736]
  TQ7403
  カスケードモード有効時は以下のようなイレギュラーなパケットをLANポートで受信しても破棄されず、もう一方のLANポートに転送します。

  • 送信元MACアドレスと宛先MACアドレスが同じフレーム
  • 送信元がブロードキャストアドレス
• 2.4.2 [R292552]
  TQ7403
  無線APの管理VLANタグ設定が有効かつVLAN IDが1のとき、スイッチの接続ポートのVLAN設定をtagged 1からuntagged 1に変更した後も、無線APに対して数分間通信できてしまいます。

2.5. 設定/無線LAN

• 2.5.1 [W030261]
  TQ7403
  無線設定を変更すると検出済みレーダーチャンネルリストがクリアされ使用不可になっていたチャンネルが使用可能となります。
• 2.5.2 [R270978]
  TQ7403
  レガシーレートセットにて、選択されているベーシックレートの最小値よりも低いレートを選択しないでください。

2.6. 設定/VAP/セキュリティー

• 2.6.1 [R274614]
  TQ7403
  ダイナミックVLANが有効のVAPでは、IPv6のRouter AdvertisementのIP自動設定を有効にしたIPv6通信を利用できません。
• 2.6.2 [R300080]
  TQ7403
  MACアクセス制御機能を使用する場合は、高速ローミング IEEE802.11r の「分散システム」を「有効」に設定しないでください。
• 2.6.3 [R328846]
  TQ7403
  Passpointの以下項目が未入力でも設定保存できますが、必須項目のためpasspointを使用する際は必ず入力してください。
  ・NAI Realm information
  ・Operator Friendly Name
  ・OSU SSID
  ・OSU Providers Server
  未入力で保存した場合、「いくつかのフィールドに無効な値が設定されています」と表示されます。

2.7. その他

• 2.7.1 [W031192]
  TQ7403
  有線ポートのリンクアップから有線間の通信が可能になるまで30秒ほどかかります。
• 2.7.2 [W031374]
  TQ7403
  ACアダプター使用時にUTPケーブルの抜き挿しを行うとリンクアップに時間を要することがあります。

3. 未サポート機能・設定項目

4. 最新マニュアルについて