設定 / 有線LAN


ここでは、管理VLANタグの設定とLAN2ポートの設定が行えます。
 

 
VLAN設定
 

項目名 説明
管理VLANタグ 管理VLANの取り扱い方法を決めます。「有効」の場合、管理VLAN IDは指定したVLAN IDになります。「無効」の場合、管理VLAN IDは1になり、イーサネットポートで受信したタグなし通信パケットはVLAN ID 1として扱われます。
デフォルトは「無効」です。
Note
本設定と無線クライアントの通信パケットの扱い方に関して
  • VAPにてVLAN ID 1が設定されているVAPに接続した時
  • ダイナミックVLANでVLAN ID 1が割り振られて接続した時
  • OpenFlowでVLAN ID 1が割り振られて接続した時
  • AMFアプリケーションプロキシサーバー(AMF Security)でVLAN ID 1が割り振られて接続した時
無線クライアントが上記の4つの条件のいずれかで接続した時、本設定と管理VLAN IDの組み合わせにより無線クライアントとの通信パケットは以下の通り扱われます。
  • 本設定が「無効」の場合、無線クライアントとの通信パケットはVLAN1タグなしとして扱われます。
  • 本設定を「有効」かつ管理VLAN IDを1に設定した場合、無線クライアントとの通信パケットはVLAN1タグ付きとして扱われます。
  • 本設定を「有効」かつ管理VLAN IDを1以外に設定した場合、無線クライアントとの通信パケットはVLAN1タグなしとして扱われます。
管理VLAN ID
(管理VLANタグ有効時に表示)
管理VLAN IDを1~4094で設定します。デフォルトは「1」です。
 
LAN 2 ポート設定 (AT-TQ5403・AT-TQm5403のみ対象)
 
項目名 説明
モード 「スタティックLAG」を選択すると、LAN1/POEポートとLAN2ポートの物理ポートを束ねてスイッチ間の帯域幅を最大2Gbpsまで拡大できます。
「カスケード」を選択するとカスケードポートとして動作しスイッチやパソコンを接続することができるようになります。なお、本機能はタグなしフレームまたはタグ付きフレームをそのまま転送します。デフォルトは「無効」です。
Note
カスケード選択時に、SNMP経由でポートの統計情報の取得やLAN1ポートとLAN2ポートの接続先を同じスイッチにすることは未サポートです。