この度は、AT-TQ6602 をお買いあげいただき、誠にありがとうございます。
このリリースノートは、マニュアルの補足や、ご使用の前にご理解いただきたい注意点など、お客様に最新の情報をお知らせするものです。
最初にこのリリースノートをよくお読みになり、本製品を正しくご使用ください。
チャンネルブランケット(AWC-CB)の設定は、本製品の管理画面からは行えません。
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無線1は周囲の電波状況により、無線クライアントの接続ができなくなることがあります。
弊社検証環境において、無線1の有効VAP数と本製品から見える周囲のAP数を変化させて挙動の発生を確認した検証結果は以下となります。
※AP数とはBSSIDの数を示しています。例えば1台の無線APが5つのVAPを有効にしていた場合、AP数は5個となります。
※弊社検証環境での検証結果となります。実際の環境では、この条件に満たなくても本挙動になる場合があります。
※周囲の電波状況にて、低レートのパケットにより無線空間が圧迫された環境だと本挙動になりやすくなります。
無線が混雑している環境において無線1に接続できなくなった場合は下記の対処法をお試しください。
チャンネルブランケット環境で使用する無線APのファームウェアバージョンは同一である必要があります。
異なるバージョンが混在する環境は未サポートです。
ファームウェアアップグレード時などにファームウェアが混在してしまうと無線APへ接続できなくなってしまうため、ファームウェアのアップ/ダウングレードは全台同時に行ってください。
回避方法:
下記の1または2のどちらかの方法でバージョンアップ/ダウンを行ってください。
1. 無線APからチャンネルブランケットの設定を外し、チャンネルブランケットを使用していない環境でファームウェアのバージョンアップ/ダウンを行ってください。
2. 無線APが接続されているスイッチ上で、チャンネルブランケットのコントロールVLANの設定をポートから外してください。ネットワーク構成上、チャンネルブランケットを制御するパケットが無線APへ届かないようにしてからファームウェアのバージョンアップ/ダウンを行ってください。
復旧方法:
ファームウェアバージョンが混在してしまい通信できなくなってしまった場合は、回避方法の2のように、無線APが接続されているスイッチ上で、チャンネルブランケットのコントロールVLANの設定をポートから外すことで、無線APへの通信が復旧します。
その後、無線AP全台のファームウェアバージョンが揃うようアップグレードを行ってください。
ファームウェアバージョン 7.0.1-4.1 から 7.0.1-4.2 へのバージョンアップにおいて、以下の項目が修正されました。
ファームウェアバージョン 7.0.1-4.2 には、以下の制限事項があります。
各種ドキュメントの補足事項および誤記訂正です。
無線バンドあたりの無線クライアントの接続可能数(最大ステーション数)は下図のとおりです。
接続可能数を超えての設定はしないでください。
製品名 | セル型VAP | ブランケット型VAP |
---|---|---|
AT-TQ6602※ | 320 | 320 |
チャンネルブランケット機能を使用する場合に、下記の制限がありますのでご注意ください。
本バージョンでの未サポート機能、未サポート設定項目の一覧です。
デフォルト設定から変更を行ったり選択をしないでください。
デフォルト設定はリファレンスガイドの該当項目をご覧ください。
最新のリファレンスマニュアル(613-002942 Rev.L)は弊社ホームページに掲載されています。
本リリースノートは、この最新マニュアルに対応した内容になっていますので、お手持ちのマニュアルが上記のものでない場合は、弊社ホームページで最新の情報をご覧ください。
http://www.allied-telesis.co.jp/