[index] AT-TQ2403 リファレンスマニュアル 3.4

クラスター/チャンネル自動管理


  - チャンネル自動管理の開始
  - チャンネル自動管理の停止
  - 現在のチャンネル割り当て
  - チャンネルの固定
  - 提案されたチャンネル割り当て
  - 高度な設定


クラスターメンバー(クラスターに属すアクセスポイント)が使用するチャンネルを、電波干渉が減少するように自動的に変更する機能です。この機能を有効にすると、クラスターに属さないアクセスポイントからの影響も含めて、チャンネルの状態を定期的に確認し、必要であればクラスターメンバーのチャンネルの再割り当てを行います。チャンネルの再割り当ては、ネットワークがビジーであっても実行されます(一時的に無線クライアントとの接続が切断されます)。デフォルトでは「チャンネル自動管理」は行いません。
 

チャンネル自動管理の開始

  1. 「開始」ボタンをクリックしてください。
  2. 必要であれば、「高度な設定」を変更してください。

Note - この画面は、2台でクラスターを構成した状態です。
 

チャンネル自動管理の停止

  1. 「停止」ボタンをクリックしてください。
  2. 手動でチャンネルの管理を行ってください。

Note - この画面は、2台でクラスターを構成した状態です。
 

現在のチャンネル割り当て

クラスターメンバーの、現在のチャンネル割り当て状況が表示されます。表示される項目は下記のとおりです。

表 1
項目名
説明
IPアドレス アクセスポイントのIPアドレスを表示します。
無線 アクセスポイントのMACアドレスを表示します。
バンド アクセスポイントの通信プロトコルの種類を「A」または「G」で表示します。
チャンネル 現在、アクセスポイントの通信に使用されているチャンネルを表示します。
固定 アクセスポイントのチャンネルを自動的に変更しません。「チェックあり」にすると、アクセスポイントのバンドA、バンドG(無線2がIEEE 802.11g)またはB(無線2がIEEE 802.11b)とも、チャンネルは固定されます。デフォルトは「チェックなし」です。

 

チャンネルの固定

  1. チャンネルを自動的に変更したくないアクセスポイントの「固定」にチェックを入れてください。
  2. 「適用」ボタンをクリックしてください。
 

提案されたチャンネル割り当て

最前のチャンネル状態確認の際に提案されたチャンネルプランが表示されます。()内は、前回のチャンネル割り当てが実行されてから経過した時間です。表示内容は、下記のとおりです。

表 2
項目名
説明
IPアドレス アクセスポイントのIPアドレスを表示します。
無線 アクセスポイントのMACアドレスを表示します。
提案チャンネル 提案されたプランを表示します。

 

高度な設定

チャンネルの確認を行う間隔、再割り当ての判断基準を設定します。
  1. 「チャンネル変更の判断基準」「チャンネルの状態を確認する間隔」で希望の値を選択してください。
  2. 「適用」ボタンをクリックしてください。このボタンをクリックすると、直ちにチャンネルの状態を確認し、「チャンネル変更の判断基準」を満たせば、チャンネルの再割り当てを行います。その後、定期的にチャンネルの状態を確認します。

表 3
項目名
説明
高度な設定 「高度な設定」を表示するか否か。「高度な設定」の右のトグルボタンをクリックするごとに、表示、非表示が切り替わります。デフォルトは「表示」です。
チャンネル変更の判断基準 チャンネルの再割り当てを行う際の判断基準(干渉の軽減割合)を選択します。プルダウンメニューで5%刻みに5〜75%の値が選択可能です。デフォルトは「25%」です。
チャンネルの状態を確認する間隔 チャンネルの状態を確認する間隔を選択します。状態確認により干渉の軽減割合が「チャンネル変更の判断基準」を上回るならチャンネルの再割り当てを行います。プルダウンメニューで1分、30分、1時間、4時間、8時間、12時間、1日、2日、5日、7日、2週間、1か月、2か月、3か月、6か月が選択可能です。デフォルトは「1時間」です。


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