[index] AT-UWC リファレンスマニュアル 3.3

WLAN > Advanced Configuration > Known Client > Client Configuration


  - Known Client Summary(Known Clientデータベース)
   - Known Client Configuration
   - Known Clientデータベースのインポート


 

Known Client Summary(Known Clientデータベース)

Known Clientデータベースは、次の情報を登録したローカルのデータベースです。このデータベースは、MAC認証で使用されます。また、RADIUSサーバーからの分かりやすい名前の検索にも使用されます。
Note - WLAN > Advanced Configuration > Networks 画面の各無線ネットワーク設定の「MAC Authentication」が「Local」のとき、Known Clientデータベースが使用されます。
Note - 無線コントローラーを以前のバージョンからV.3.1.0にアップグレードすると、登録されていたMACアドレスは「Default」グループに所属します。


表 1
項目名
説明
MAC Address 無線クライアントのMACアドレスです(最大5000個)。MACアドレスのリンクをクリックすると、「Known Client Configuration」画面で内容を変更できます。
Name MACアドレスに付けた説明(分かりやすい名前)です。
Authentication Action MAC認証における無線クライアントに対するアクションです。次の「Known Client Configuration」を参照してください。


表 2:コマンドボタン
項目名
説明
Add 入力欄に入力したMACアドレス(無線クライアント)をデータベースに登録します。「Add」ボタンをクリックすると、「Known Client Configuration」画面が表示されます。
Delete チェックを付けたMACアドレスをデータベースから削除します。
Delete All すべてのMACアドレスをデータベースから削除します。
Refresh 最新の情報で画面を更新します。
Import CSVファイルからKnown Clientデータベースをインポートします。次の「Known Clientデータベースのインポート」を参照してください。


 

Known Client Configuration

無線クライアント(MACアドレス)に付ける分かりやすい名前、MAC認証における無線クライアントに対するアクション、所属するグループを設定します。


表 3
項目名
説明
MAC Address 無線クライアントのMACアドレスです。
Name MACアドレスに付ける説明(分かりやすい名前)です。「"」と「'」を除く、32文字以内の半角英数記号が使用できます。空欄が許されます。
Authentication Action MAC認証における無線クライアントに対するアクションを選択します。
・Grant - 無線ネットワークへのアクセスを許可します。
・Deny - 無線ネットワークへのアクセスを禁止します。
・Global Action - 「Belonging to」の「MAC Authentication Mode」の設定に従います。

Note - 「Global Action」で運用し、必要に応じて「Grant」や「Deny」に変更すると、Known ClientデータベースやグループからMACアドレスを削除しなくてもすみます。例えば、あるMACアドレスが所属しているグループが「white-list」の場合、「Authentication Action」を「Deny」にすると、一時的にこのMACアドレスを拒否できます。

表 4:Belonging to
項目名
説明
Group このMACアドレスが属すグループのリストです。無線クライアントは、複数のグループに属すことができます。また、どこにも属さないこともできます。
Authentication Action Mode このグループに設定されているアクションです(white-listまたはblack-list)。


表 5:コマンドボタン
項目名
説明
Add 当該の無線クライアントをグループに所属させます。左のプルダウンメニューでグループ名を選択し、「Add」ボタンをクリックします。
Delete グループへの所属を解除します。グループ名のチェックボックスを「チェックあり」にして「Delete」ボタンをクリックします。
Refresh 最新の情報で画面を更新します。
Submit 「Name」「Authentication Action」の変更を無線コントローラーに適用します。

Note - 再起動後も設定した値を保持したい場合、「Add」「Delete」「Submit」ボタンのクリック後にSave All Applied Changes 画面の「Save」ボタンをクリックしてください。
 

Known Clientデータベースのインポート

Known ClientデータベースのCSVファイル(コンマ区切りのリスト)をインポートすることができます。
Note - System > System Utilities > Upload File From Controller 画面の「File Type」で「KnownClient DB」を選択すると、Known ClientデータベースのCSVファイルをエクスポートできます。
  1. Microsoft Office Excelなどを使用してKnown Clientのリストを作成し、CSVファイルとして設定用コンピューターに保存します。



  2. 「Import」ボタンをクリックします。画面が「Known Client Database Importing」に変わります。

  3. 「参照」ボタンでCSVファイルを指定し、「Start File Transfer」ボタンをクリックします。
    Note - ファイル名に空白や記号(!"#$%& ()*+,-./: <=>?@[\]^_ {|}~)を含むファイルを選択しないでください。ファイル転送に失敗することがあります。


  4. インポートに成功すると、「Import is done successfully.」メッセージボックスが表示されます。

  5. ナビゲーションメニューの「Client Configuration」をクリックすると、「Known Client Summary」画面に戻ります。インポートされた内容を確認してください。


表 7:設定データ
項目名
説明
Select File 「参照」ボタンをクリックして、インポートするCSVファイルを選択します。

表 8:コマンドボタン
項目名
説明
Start File Transfer インポートを開始します。



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