[index]
AT-UWC リファレンスマニュアル 3.3
クイックツアー > システム管理
- 管理を行うための基本的な設定
- システム名の設定
- イーサネットポートの設定
- 設定画面のセッション管理
- HTTP
- HTTPS
- 管理者とSNMP v3ユーザーアカウント
- 現在の管理セッション
- フォワーディングデータベース
- ログ
- System > Log > Buffered Log画面
- Syslogサーバー
- SNMP
- システムユーティリティー
- 再起動・シャットダウン・コンフィグの初期化と削除・管理者パスワード初期化
- TFTPサーバーによる設定のバックアップ
- TFTPサーバーによる設定のリストア
- Webブラウザーによる設定のリストア
- ソフトウェアのアップグレード
- Ping
- トレースルート
- トラップマネージャー
- トラップフラグ
- トラップログ
- DNSクライアント
- SNTPクライアント
イーサネットポート、管理者アカウント、Web設定画面へのアクセスやTelnetのセッションなどの設定を行います。
System > Configuration > System Description 画面で下記を設定できます。
この画面には、無線コントローラーのバージョン、システムアップタイムなども表示されます。
- System Name
- System Location
- System Contact

System > Configuration > Network Connectivity 画面で下記を設定できます。
- IPv4 IP Address(デフォルトは192.168.1.1)
- Subnet Mask
- Default Gateway
- Management VLAN ID(管理用トラフィックを流すVLAN)

HTTP
System > Configuration > HTTP 画面で、設定用コンピューターから無線コントローラーの設定画面にWebブラウザーでアクセスする際のセッションタイムアウトやHTTPセッション数を設定できます。デフォルトのタイムアウトは5分です。
Note
- 「設定画面へのアクセス」/「設定の開始(login)」を参照してください。

HTTPS
Security > Secure HTTP > Configuration 画面で、HTTPSによる設定画面アクセスを有効にできます。HTTPSを有効にするには、「HTTPS Admin Mode」を「Enable」にして「Submit」をクリックしてください。

System > Configuration > User Accounts 画面で、無線コントローラーの管理を行うためのユーザー「manager」のパスワードを設定します。デフォルトのパスワードは「friend」です。また、SNMP v3ユーザーアカウントの作成を行います。

System > Configuration > Login Sessions 画面で、現在存在する管理セッションが表示できます。

System > Forwarding Database > Configuration 画面でエージングタイマーが設定できます。デフォルトは300秒です。

System > Forwarding Database > Search 画面でForwarding Databaseを表示できます。MACアドレスの検索機能があります。

ログは次の方法で表示できます。
Note
- ログを管理するためには、SNTPクライアントによって無線コントローラーが正しい時間を保持している必要があります。
Note
- Buffered Log、Persistent Logは、System > System Utilities > Upload File From Controller 画面でTFTPサーバーにアップロードできます。
System > Log > Buffered Log画面 |
最新のイベントが1000件まで表示されます。それ以上の件数を記録したい場合は、syslogサーバーを使用してください。ログは無線コントローラーの再起動により消去されます。

Syslogサーバーにログを送信するには次の手順を実行してください。
- System > Logs > Hosts Log Configuration 画面の「Host」で「Add」を選択し、「IP Address or Hostname」にIPアドレスまたはホスト名を入力します。「IP Address or Hostname」にIPアドレスを入力した場合は、「IP Address Type」で「IPv4」を選択します。ホスト名の場合は、「DNS」を選択します。
「Submit」ボタンをクリックします。
Note
- ホスト名で指定する場合は、System > DNSの設定が必要です。
- 上の手順で登録されたホストを「Host」プルダウンメニューで選択します。
必要であれば、「Port」「Severity Filter」を変更します。デフォルトの「Severity Filter」は、「Emergency(0)」「Alert(1)」「Critical(2)」にチェックが入っています。「Severity Filter」については、前述のSystem > Logs > Persistent Log 画面を参照してください。

- System > Logs > Syslog Configuration 画面の「Admin Status」で「Enable」を選択してください。デフォルトは「Disable」(Syslogサーバーを使わない)です。

次の項を参照してください。
再起動やシャットダウン、設定の初期化、設定のバックアップやリストア、ソフトウェアのアップグレード、Ping、TraceRouteなど無線コントローラーを保守管理するためのユーティリティーです。
再起動・シャットダウン・コンフィグの初期化と削除・管理者パスワード初期化 |
System > System Utilities > Upload File From Controller 画面で無線コントローラーの設定ファイルやログをTFTPサーバーにアップロード(バックアップ)できます。

System > System Utilities > Download File To Controller 画面で設定ファイルをTFTPサーバーから無線コントローラーにダウンロード(リストア)できます。

System > System Utilities > HTTP File Download 画面で設定ファイルを無線コントローラーにダウンロード(リストア)することができます。

System > System Utilities > Software Upgrade 画面で無線コントローラーソフトウェア(AT-UWC)のアップグレードを行うことができます。無線コントローラーの現在の設定は、アップグレード後も保持されます。
Note
- 無線コントローラーとアクセスポイントの両方を更新する場合は、無線コントローラー → アクセスポイントの順に更新してください。

System > System Utilities > Ping 画面でPingが実行できます。

System > System Utilities > TraceRoute 画面でTracerouteが実行できます。

System > Trap Manager > Trap Flags 画面で次のトラップを設定できます。

トラップは、トラップレシーバーに送られると同時にこのログにも記録されます。

無線コントローラーがDNSクライアントとして動作するための設定を行います。
- System > DNS > Global Configuration 画面の「Admin Mode」を「Enable」にします(DNSクライアントを有効にします)。デフォルトは「Enable」です。
DNSサーバーに照会する際にホスト名に付加するデフォルトのドメイン名を指定することができます。最初に「Default Domain List」を参照し、リストが空なら「Default Domain Name」に入力されたドメイン名を使用します。
「Default Domain List」にドメイン名を追加するには、次の手順を実行します。
「Create」ボタンをクリックします。
「DNS Domain List Configuration」画面が表示されます。
「Domain Name」にドメイン名を入力し、「Submit」ボタンをクリックします。
入力したいドメイン名が複数ある場合は、ドメイン名の入力と「Submit」ボタンのクリックを繰り返します。
最後に「Back」ボタンをクリックします。
「DNS Global Configuration」画面に戻ります。
System > DNS > Global Configuration 画面の「Default Domain Name」にドメイン名を入力した場合は、最後に「Submit」ボタンをクリックしてください。

- System > DNS > Server Configuration 画面の「DNS Server Address」にDNSサーバーのIPアドレスを入力し、「Submit」ボタンをクリックします。
複数のIPアドレスを入力することができます。入力した順にDNS Server Listに追加されていきます。1番上のIPアドレスがプライマリーDNSサーバー、2番目がセカンダリーDNSサーバーとなります。

- System > DNS > HostName IP Mapping Summary 画面でDNSサーバーから取得した動的なエントリーを参照することができます。
「Add Static Entry」ボタンをクリックすると、ホスト名とIPアドレスを静的に結びつけるエントリーを作成することができます。
「DNS Static Entries」に静的なエントリーを追加するには、次の手順を実行します。
「Add Static Entry」ボタンをクリックします。
「DNS HostName IP Mapping Configuration」画面が表示されます。
「Host Name」「Inet Address」にホスト名とIPアドレスを入力し、「Submit」ボタンをクリックします。
入力したいエントリーが複数ある場合は、ホスト名とIPアドレスの入力と「Submit」ボタンのクリックを繰り返します。
最後に「Back」ボタンをクリックします。
「DNS HostName IP Mapping Summary」画面に戻ります。

SNTPクライアントを有効に設定すると、無線コントローラーの時刻をSNTPサーバーに同期することができます。デフォルトでは、SNTPクライアントは無効に設定されています。この機能を使用する場合は、次の手順を実行してください。
- System > SNTP > Global Configuration 画面の「Client Mode」で「Unicast」を選択します。デフォルトは「Disable」です(SNTPクライアントを使用しない)。

- System > SNTP > Server Configuration 画面でSNTPサーバーを指定します。
3台までのSNTPサーバーを設定できます。ポート番号とプロトコルバージョンも設定可能です。デフォルトはそれぞれ「123」「4」です。
各々のサーバーには優先順位を設定できます。無線コントローラーは最初に最も優先順位の高いSNTPサーバーの使用を試みます。

- SNTPクライアントが正常に動作しているか否かは、Global Status画面やServer Status画面で確認できます。

(C) 2011 - 2016 アライドテレシスホールディングス株式会社
PN: 613-001751 Rev.G