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AT-UWC リファレンスマニュアル 3.3
付録 > 困ったときに
- 無線コントローラーを初期状態に戻す
- 無線コントローラーを再インストールする
- APプロファイルの適用の実行に10分程度かかった後、正しく設定されない
- アクセスポイントの交換
次の手順を実行してください。ライセンスは削除されません。
- System > System Utilities > Reset Configuration To Defaults 画面(ランニングコンフィグの初期化)
- System > System Utilities > Erase Startup Configuration file 画面(スタートアップコンフィグの削除)
- System > System Utilities > System Reset 画面(無線コントローラーの再起動)
次の手順を実行してください。設定のバックアップ・復元とライセンスの再インストールが必要です。
- 設定をバックアップします。
System > System Utilities > Upload File From Controller 画面(TFTPサーバーへのファイルのアップロード)で Configuration と Text Configuration をバックアップしてください。
- 無線コントローラー(AT-UWC)を再インストールします。
「インストール」/「AT-UWCのインストール」をご参照ください。
- ライセンスを再インストールします。
「インストール」/「ライセンスのインストール」をご参照ください。
- 設定をリストアします。
System > System Utilities > Download File To Controller 画面(TFTPサーバーからの設定のダウンロード)、または、System > System Utilities > HTTP File Download 画面(HTTPによる設定のダウンロード)で Configuration と Text Configuration をリストアしてください。
APプロファイルの適用の実行に10分程度かかった後、正しく設定されない |
次のような設定で、DNSサーバーがダウンしているときに、WLAN > Basic Setup 画面の「Valid AP」タブで管理下のアクセスポイントにAPプロファイルを適用すると、APプロファイルが正しく適用されません。
WLAN > Status/Statistics > Managed AP 画面の「Status」タブを表示すると、次の状態が10分程度継続し、
Status:Authenticated
Configuration Status:In Progress
最終的に「Success」となりますが、管理下のアクセスポイントは正しく設定されません(RADIUSサーバーのIPアドレスが正しく設定されません)。
Configuration Status:Success
DNSサーバー復旧後に再度APプロファイルの適用を実行するか、WLAN > AP Management > Reset 画面で該当のアクセスポイントをリセットしてください。
無線コントローラーで管理しているアクセスポイントに障害が発生した場合の交換手順を説明します。
ここでは、アクセスポイントを次のように呼び表しています。
- 障害機 = 障害が発生したため交換が必要なアクセスポイント
- 保守機 = 正常に動作する交換用のアクセスポイント
以下、障害機を保守機に交換する手順を示します。
- 障害機をネットワークから切り離します。
- 保守機を単体で起動し、作業端末からWeb設定画面にログオンします。
ご購入時の設定は以下のとおりです。
- アドレス:「http://192.168.1.230/」
- ユーザー名:「manager」
- パスワード:「friend」
- 保守機の「保守管理 / アップグレード」画面で、保守機のファームウェアバージョンを障害機に合わせます。
アップグレード後、保守機は再起動します。再起動には1〜2分かかります。
- 保守機が再起動したら、もう一度作業端末から Web 設定画面にログオンします。
「保守管理 / 設定」画面の「設定のリストア」で、障害機の設定バックアップを保守機にリストアします。
設定リストア後、保守機は再起動します。再起動には1〜2分かかります。
- 作業端末から、保守機にリストアされた設定のIPアドレスにアクセスします。
リストアされたユーザー名とパスワードで保守機にログインし、設定が反映されていることを確認してください。
Note
- リストア後の管理用VLANがタグ付きの場合は、作業端末のネットワークアダプター設定を変更する、作業端末と保守機の間にタグVLAN対応スイッチをはさむ、などの措置が必要になるため、本手順を割愛して進むことも検討してください。
- 無線コントローラーのWeb設定画面にログインします。
これ以降の作業は無線コントローラーのWeb設定画面から行います。
- WLAN > Basic Setup 画面の「Valid AP」タブの入力欄「MACAddress」と「Location」に保守機のMACアドレスと場所を入力し、「Add」ボタンをクリックします。
- WLAN > Basic Setup 画面の「Valid AP」タブで障害機のMACアドレスをクリックして「Valid Access Point Configuration」画面を開き、障害機の設定情報をメモします。
- 同様に保守機のMACアドレスをクリックして「Valid Access Point Configuration」画面を開き、前の手順でメモした障害機の情報にあわせて各種パラメーターを入力し「Submit」ボタンをクリックします。
- 保守機を障害機が接続されていた場所に設置し、ケーブルを接続します。
- WLAN > Status/Statistics > Managed AP 画面の「Status」 > 「Summary」タブ(Managed Access Point Status画面)で、保守機のMACアドレスを探し、「Status」が「Managed」になっていることを確認します。
- WLAN > Basic Setup 画面の「Valid AP」タブで障害機のMACアドレスの横にあるチェックボックスにチェックを付け、「Delete」ボタンをクリックして障害機の情報を削除します。
ここでポップアップが表示される場合がありますが、すべて「OK」をクリックします。
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