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2015.09.28 投稿者: ブログチーム

スマホが狙われる!? 身代金ウィルス「ランサムウェア」(1)

スマホが狙われる!? 身代金ウィルス「ランサムウェア」(1)

“2015年第1四半期において、セキュリティに関する相談件数が増加している。なかでもスマートフォンの「ワンクリック請求」と「ランサムウェア」に関する相談が急増したという。

情報処理推進機構(IPA)が、2015年第1四半期の不正アクセス届出状況や相談状況をまとめたもの。同四半期に届出があった不正アクセスは30件で、前期の34件から減少。そのうち21件で被害が発生している。

被害の内訳は「なりすまし」が7件と最多だったが、前期の19件からは後退。「不正プログラム埋込」が6件、「その他」4件、「DoS」と「侵入」が各2件と続く。原因を見ると、「古いバージョン使用、パッチ未使用」が8件、「ID、パスワード管理不備」が6件、「設定不備」が2件だった。

同四半期に寄せられた相談件数は3708件で、前期の3311件から12%増となった。「ワンクリック請求」に関する相談は898件で、前期の733件を上回った。そのうち348件がスマートフォン利用者からの相談で、前期の1.6倍と過去最多となった。

また同四半期は「ランサムウェア」に関する相談が急増し、前期の5倍にあたる31件の相談が寄せられた。そのうち実際に感染していたのは27件だった。このほか、「オンラインバンキング」に関する相談が30件寄せられた。”

(2015年7月27日 Security NEXT 「スマホのワンクリック請求やランサムウェアなどの相談目立つ」)

 情報処理推進機構(IPA)が発表した2015年上四半期のセキュリティーに関する相談件数についてのニュースです。相談件数は前年度比で12%増だとされていますが、中でも目立って増えているのが、スマホの相談で、「ランサムウェア」については前年度比で5倍、実際に27件が感染していました。

 「ランサムウェア」は、マルウェアの一種ですが、感染するとファイルが暗号化され開けなくなったり、システムがロックされ使えなくなります。このようにして、ファイルやコンピューターを人質にとり身代金を要求することから“ランサム(身代金)+ウェア(ソフトウェア)”の造語で“ランサムウェア”と呼ばれています。

 身代金は、もはや人ではなくデジタルデータを人質にとって要求するものになったのですね。なんとも時代を感じます。

 会社から支給されたスマホ、あるいは私物のスマホで会社のネットワークへの接続を許可されているケースもあるでしょう。スマホが突然機能しなくなると、仕事もプライベートも立ち行かなくなるという人は多いのではないでしょうか。泣く泣く脅迫に屈してしまう人がいても不思議ではありませんが、たとえ支払ったとしても、回復する補償はありません。事前に感染しない予防策をとることが肝要なのは言うまでもありません。

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