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2017.04.13 投稿者: ブログチーム

ランサムウェア被害、2016年は前年の3.5倍(1)

ランサムウェア被害、2016年は前年の3.5倍(1)

“トレンドマイクロが3月2日に発表した報告書によると、2016年は、ランサムウェアの国内被害報告件数が前年比約3.5倍に増加したことが分かった。産業制御システム(Supervisory Control And Data Acquisition:SCADA)の脆弱性が177件確認され、IoTシステムを狙ったサイバー攻撃の懸念も増大した。業務メールの盗み見を発端とした送金詐欺「Business E-mail Compromise(BEC)」が海外の法人組織に巨額の被害をもたらしたことも報告されている。
国内のランサムウェア被害については、検出台数も前年比約9.8倍に増加。トレンドマイクロが2016年に確認したランサムウェアの新ファミリーは247種類に上り、2015年の29種類と比較して大幅に増加している。”

(「ランサムウェア被害、2016年は前年の3.5倍–SCADAの脆弱性は177件」ZDNetJapan 2017/3/6)

 2017年1月10日にトレンドマイクロ社が報道機関向けに2016年の国内サイバー犯罪動向の解説セミナーを開催しましたが、同年3月2日に改めて2016年の動向をまとめたレポートが公開されたというニュースです。

 中でも非常に目立っているのは、ランサムウェアの国内被害報告件数が前年に比べ約3.5倍にまで膨れ上がっているということでした。IPA(情報処理推進機構)の発表からも、企業からの相談件数が前年よりも増えていることが伺えます。

 IoTに関連するサイバー攻撃や送金詐欺についてもリスクが高まっていることが示されていますが、本記事では、最も多かったランサムウェアについての動向に注目してみます。

 *ランサムウェアとは、マルウェアの一種で、これに感染するとデータが暗号化されシステムの使用が制限されてしまいます。そのデータを復活させ制限を解除する代わりに攻撃者に身代金(ransom)を支払うように要求するものです。

 最近になって存在が一般に知られるようになりましたが、最初にランサムウェアが発見されたのは1989年のことですので、30年近くも前から存在していることになります。

 ランサムウェアが発見された初期の頃には「ソフトウェアのライセンスが失効している」「OSのアクティベーションが必要だ」などとして代金を騙しとるものや、違法な画像データをダウンロードさせて脅すもの、警察を名乗って罰金と称して要求するものなど、詐欺要素の強いものが出回り、多くの被害者を出しました。

 「ランサムウェア被害、2016年は前年の3.5倍(2)」につづく

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