2018.05.17 投稿者: ブログチーム
“アジア各国のスマートシティ化への取り組みが高い評価を獲得している。スマート駐車場を運営する企業「EasyPark Group」がまとめたレポート“The 2017 Smart Cities Index”でシンガポールが第2位に輝いた。
ランキングの1位はデンマークのコペンハーゲン。東京は6位。”
(2017年11月13日 ForbesJapan)
日本のスマートシティへの取り組みは、電力系統の効率化など、当初は省エネを目的としたスタートでした。2011年に経産省は「スマートグリッド・スマートコミュニティとは」として、次のように記しています。
“エネルギーの消費が増え続ける現代。
石油など化石燃料の価格が上昇し、地球温暖化の問題も深刻です。
これからは、太陽光や風力など再生可能エネルギーを最大限活用し、一方で、エネルギーの消費を最小限に抑えていく社会が必要です。
それを実現するのが家庭やビル、交通システムをITネットワークでつなげ、地域でエネルギーを有効活用する次世代の社会システム。
スマートコミュニティです。“
経産省「スマートグリッド・スマートコミュニティとは」
http://www.meti.go.jp/policy/energy_environment/smart_community/about/fallback.html
しかし、IoT技術や殊にAIの著しい発展によって、可能性の幅が広がり、現在ではさまざまな用途へとその概念は膨らんできています。人の暮らしをより便利に快適に進化させることも、大きな目的になっています。
エネルギー消費を抑えるところから始まったスマートシティへの取り組みは、IT技術を利用した社会システムの最適化に向かい始めているといえます。
このスマートシティの安定基盤には、ネットワークインフラの充実が必要不可欠であることは言うまでもありません。安全でスムーズなネットワークインフラの構築が、スマートシティ成功の大きな要因となるでしょう。