この度は、CentreCOM x900シリーズ・SwitchBlade x908 をお買いあげいただき、誠にありがとうございます。このリリースノートは、取扱説明書、コマンドリファレンスの補足や、ご使用の前にご理解いただきたい注意点など、お客様に最新の情報をお知らせするものです。
最初にこのリリースノートをよくお読みになり、本製品を正しくご使用ください。
このリリースノートに記載してある内容についての問い合わせ先は下記になりますので、お間違いのないようにお願いいたします。
タイムゾーンの設定が入っている状態で5.4.3以前から、5.4.4以降のファームウェアへバージョンアップした場合、バージョンアップ後にタイムゾーンの設定を反映させるため、再度システムの再起動が必要となります。
ファームウェアバージョンによっては一部のコマンドが変更されていることがあります(変更の詳細については各バージョンのリリースノートをご覧ください)。
ファームウェアをバージョンアップするときは、次の手順でスタートアップコンフィグを移行することをおすすめします。
flash:/configOld.cfg
というファイルにバックアップします。
awplus# copy startup-config flash:/configOld.cfg
flash:/configNew.cfg
というファイルを作ります。
awplus# copy startup-config flash:/configNew.cfg
awplus# edit flash:/configNew.cfg
awplus# erase startup-config awplus# copy flash:/configNew.cfg startup-config
awplus# configure terminal awplus(config)# boot config-file flash:/configNew.cfg awplus(config)# end
awplus# copy tftp://10.100.10.70/sbx908-5.4.4-4.17.rel flash awplus# configure terminal awplus(config)# boot system flash:/sbx908-5.4.4-4.17.rel awplus(config)# end
awplus# reload
awplus# show running-config
awplus# copy running-config startup-config
(x900シリーズのみ)ファームウェアバージョン5.4.1-0.1 リリース前にL3 フルライセンスまたは、IPv6 ライセンスを有効化した機器でVRF-Lite 機能を使用する場合は、L3 フルライセンス、IPv6 ライセンスのライセンスパスワードを更新する必要がありますので、弊社窓口までご連絡ください。
(SwitchBlade x908のみ)ファームウェアバージョン5.4.1-2.8 リリース前にL3 フルライセンスまたは、IPv6 ライセンスを有効化した機器でVRF-Lite 機能を使用する場合は、L3 フルライセンス、IPv6 ライセンスのライセンスパスワードを更新する必要がありますので、弊社窓口までご連絡ください。
(SwitchBlade x908のみ)ファームウェアバージョン5.4.3-0.2 より、SwitchBlade x908 において、AT-XEM-STK は未サポートになります。ファームウェアバージョン5.4.3-0.2 以降のファームウェアをお使いの際は、本体背面の広帯域スタックポートをご利用ください。
なお、広帯域スタックポートによるスタックには、オプション(別売)の広帯域スタックポート用スタックケーブルAT-HS-STK-CBL650 が別途必要となります。
AMFノードのファームウェアを5.4.3系列から5.4.4系列にバージョンアップするときは、最初にすべてのAMFメンバーを5.4.4系列にバージョンアップしてから、最後にAMFマスターをバージョンアップしてください(atmf working-setで「group all」を指定し、atmf reboot-rollingで一括バージョンアップする場合は、自動的にこの順序(メンバー → マスターの順)でバージョンアップを行います)。
先にAMFマスターをバージョン5.4.4系列にバージョンアップした場合、バージョン5.4.3-3.7より前(5.4.3-2.x以前)のAMFメンバーがAMFネットワークに参加できなくなりますのでご注意ください。
AMFメンバーとしてx210/x200シリーズを使用する場合、AMFマスターとx210/x200のファームウェアバージョンは次表◎または○の組み合わせでご使用ください。
x210/x200シリーズ | ||||
---|---|---|---|---|
5.4.4-0.x | 5.4.4-1.1 | 5.4.4-2.x ~ | ||
AMFマスター | 5.4.4-0.x | ○ | ◎ | ◎ |
5.4.4-1.1 | × | ◎ | ◎ | |
5.4.4-2.x ~ | ◎ ※ | ◎ | ◎ |
An AMF-ALL license must exist on the ATMF Master for this node's recovery
のようなログメッセージが出力されますが、これは表示上の問題でオートリカバリーの動作には影響ありません。
異なるファームウェアバージョンの混在も可能ですが、AMFメンバー中の最新ファームウェアバージョンとAMFマスターのバージョンを同じにすることを推奨します。
ファームウェアバージョン 5.4.4-4.15 から 5.4.4-4.17 へのバージョンアップにおいて、以下の項目が修正されました。
ファームウェアバージョン 5.4.4-4.17 には、以下の制限事項があります。
Ctrl/Z
や Ctrl/C
を入力した場合はその後Enterキーを入力してください。Ctrl/Z
や Ctrl/C
を入力しただけではコマンドプロンプトに戻りません。
enable-local 15
という不要な文字列が表示されます。
%Permanent logging is not available on this device
のようなログが出力され、実行できません。
Vlan Thrashing Detected
と表示され、timeoutパラメーターで指定した時間が経過するまで解除されません。
You don't exist, go away!
Successful operation
と表示されます。
Configuration update completed for portxxx Member x (xxxx.xxxx.xxxx) has become the Active Master
2013 Nov 13 09:13:04 local7.err awplus EXFX[1698]: DBG:exfx_msg_impl_mac_update_interrupt 1698:rc=1
1-hop message received while link 2.2.2 is down 1-hop message received while link 2.2.1 is down
user.warning awplus NSM[XXXX]: 601 log messages were dropped - exceeded the log rate limitこれは短時間に大量のログメッセージが生成されたため一部のログ出力を抑制したことを示すものです。ログを抑制せずに出力させたい場合は、log-rate-limit nsmコマンドで単位時間あたりのログ出力上限設定を変更してください。
log(filter) コマンドで console ログの level (出力するメッセージレベルの指定)を notice、informational、debugging のいずれかに設定にした場合は、Web GUI を使用できません。
Web GUI を使用する場合は console ログの level を warning、errors、critical、alerts、emergencies のいずれかに設定してください。
なお、console ログのデフォルト設定は critical なので設定を変更していない場合は問題ありませんが、設定変更時にはご注意ください。
% Invalid input detected at '^' marker.
のエラーメッセージが出力されるべきですが、エラーメッセージが出力されないため、スクリプトファイルが正常に終了したかのように見えてしまいますが、通信には影響はありません。
トリガー設定時、scriptコマンドで指定したスクリプトファイルが存在しない場合、コンソールに出力されるメッセージ内のスクリプトファイルのパスが誤っています。
誤:% Script /flash/script-3.scp does not exist. Please ensure it is created before
正:% Script flash:/script-3.scp does not exist. Please ensure it is created before
また、スクリプトファイルが存在しないにもかかわらず前述のコマンドは入力できてしまうため、コンフィグに反映され、show triggerコマンドのスクリプト情報にもこのスクリプトファイルが表示されます。
sn enable trap
などと入力を省略した場合、入力したコマンドがホスト名欄に表示されコマンドが認識されない、または、コンソールの表示が乱れることがあります。コマンドはtab補完などを利用し省略せずに入力してください。
no sflow collector
ではなく sflow collector port 6343
を実行してください。
Clock is synchronized, stratum 0, actual frequency is 0.000PPM, presicion is 2
ntpd_intres[4295]: host name not found:
本製品から他の機器にTelnetで接続しているとき、次のようなメッセージが表示されます。
No entry for terminal type "network"; using vt100 terminal settings.
本製品のSSHサーバーに対して、次に示すような非対話式SSH接続(コマンド実行)をしないでください。
※本製品のIPアドレスを192.168.10.1と仮定しています。
clientHost> ssh manager@192.168.10.1 "show system"
DBG:exfx_pluggable_phyHybridXcvrRegisterWrite 310: lport 201 pluggable no longer present
local6.warning N1184-01-x900-1 EXFX[1591]: Link flapping detected on port1.2.1, check connection/configuration
マネージメント用Ethernetポート(eth0)を使用し、かつブロードキャストストームが発生する可能性のある環境の場合は、eth0の通信速度を100Mbpsに設定してご利用ください。
フローコントロールを有効にする際、flowcontrol receive on
を入力するとエラーメッセージが表示され設定ができません。802.3x PAUSEフレームの受信を有効に設定する場合は、flowcontrol both
と入力してください。
なお、bothオプションは未サポートですが、802.3x PAUSEフレームの受信に限ってのみサポートいたします。
switchport port-security violationコマンドでshutdownオプションを指定し、switchport port-security maximumコマンドで学習可能な送信元MACアドレスの最大値を指定した場合、指定した値以上のMACアドレスを受信すると、本来、ポートの無効化が行われるべきですが、指定した値以上のMACアドレスを受信し続けている状態で、no shutdownを入力し、手動でアクションを解除させてから、すぐにポートをlink down/up(または、shutdown/no shutdownコマンド)させると、指定した値以上のMACアドレスを受信しても、ポートが無効化されません。
mac address-table staticコマンドで、学習中のMACアドレスをスタティック登録する、または、clear mac address-table staticコマンドを実行することでポートを無効化できます。
以下の拡張モジュールのインターフェース上では、LDF検出とタグVLANは併用できません。
Thrash: Loop Protection has re-enabled port on ifindex ...
のようなログメッセージが出力されません。
no shutdown
を入力しても、ポートが有効にならないことがあります。この場合は、再度shutdown
→ no shutdown
を入力してください。
awplus# erase web-auth-https-file
awplus(config)# no service http awplus(config)# service http
またはシステムを再起動する(※未保存の設定がある場合は再起動前に保存してください)。
awplus# reboot
EXFX[1721]: DBG:_exfx_802dot1x_aggPortSLDataExport 1086: Failed to determine if ifx 4501 was an aggregator EXFX[1721]: DBG:_exfx_802dot1x_aggSupplicantSLDataExport 1198: Failed to determine if ifx 4501 was an aggregator
1ポートに適用するVLANクラシファイアグループは2グループまでにしてください。
同じVLANクラシファイアグループ内に複数のルールを定義した場合、設定順ではなく番号順に反映されます。
インターフェースにプライベートVLANの設定をしたままプライベートVLANを削除することはできません。プライベートVLANを削除する場合は次の手順でVLANを削除するようにしてください。
マルチキャストMACアドレスのARPエントリーの宛先に対して本製品自身からのPingはできません。ルーティングによるパケット転送には問題ありません。
BGPのグレースフルリスタートを実行すると次のエラーメッセージが表示されますが、これは表示だけの問題であり、グレースフルリスタートは正常に動作しています。
% Cannot get reply from protocol daemon
aggregate-addressコマンド(BGP IPv6アドレスファミリーモード)でIPv6 BGP経路を集約する場合は、ルーティングループ防止のため、集約アドレスに対するnullインターフェースへのスタティック経路を手動設定してください。
たとえば、集約経路エントリー「2001:db8:10::/48」を作成した場合は、次のコマンドでnull経路を設定します。
awplus(config)# ipv6 route 2001:db8:10::/48 null
PIM-SMv6 [3097]: Parse error for message Link Down ret=-1
のようなログが出力されますが、動作に影響はありません。
OSPFv3のOSPFネイバー認証および暗号化方式を設定すると、次の不要なログが出力されます。これは表示だけの問題であり、動作には影響ありません。
Authentication/Encryption algorithm error, or SA key is wrong.
Neighbor discovery has timed out on link eth1->5
のログメッセージが不要に表示されることがあります。これは表示上の問題であり通信には影響はありません。
% Maximum number of pim-dm interfaces reached
IPv6マルチキャストルーティングが無効の場合、IPv6 L2マルチキャストの送信中にVCSマスター切り替えまたはメンバー参加が発生すると、次のエラーログが表示されます。
EXFX[1720]: Ipv6 Multicast Routing is Disabled can't add routes
% No such Group-Rec found
というエラーメッセージが表示されることがありますが、コマンドの動作には問題ありません。
MLDメッセージを受信する環境ではMLDを有効に設定してください。MLD snoopingが無効に設定されたインターフェースでMLDメッセージを受信すると次のようなログが出力されます。
NSM[1414]: [MLD-DECODE] Socket Read: No MLD-IF for interface port6.0.49
no ipv6 mld snooping report-suppression
でReport抑制機能を無効化してください。
no match dscp
と入力するとエラーとなります。no match ip-dscpコマンドを入力することで、設定を削除できます。
ip dhcp-relay server-address X:X::X:X IFNAME
までの文字数が61文字以上だと設定が反映されません。
2013 Feb 11 22:45:10 local6.err box35 EXFX[1899]: stack transport: Connection reset by peer 2013 Feb 11 22:45:11 local7.err box35 EXFX[1734]: DBG:_vlandisable_timer_task 507: Unknown interface, ifx=6105
AMFリンクとして使用しているスタティックチャンネルグループの設定や構成を変更する場合は、次に示す手順A・Bのいずれかにしたがってください。
[手順A]
[手順B]
オートリカバリーが成功したにもかかわらず、リカバリー後に正しく通信できない場合は、代替機の接続先が交換前と同じポートかどうかを確認してください。誤って交換前とは異なるポートに代替機を接続してしまった場合は、オートリカバリーが動作したとしても、交換前とネットワーク構成が異なるため、正しく通信できない可能性がありますのでご注意ください。
atmf provision node cloneコマンドで新規ノードの事前設定をクローン作成する場合は、複製元ノードの起動時コンフィグ(boot config-fileコマンド)が絶対パスで指定されていることを確認してください。
boot config-fileコマンドにおいて、コンフィグファイルを相対パスで指定した場合、show bootコマンドやshow systemコマンドにおいても相対パスで表示されます。その場合でも起動時コンフィグとして正常に動作しますが、atmf provision node cloneコマンドにおける複製元ノードでは、起動時コンフィグを相対パスで指定せず、絶対パスで指定してください。
atmf management subnetコマンドでは、指定されたIPアドレスに16ビットのサブネットマスク(255.255.0.0)を自動的に適用してAMFマネージメントサブネットのIPアドレス空間を決定しますが、同コマンドでクラスAのIPアドレスを指定した場合は、内部的に8ビットのマスクで経路を登録してしまいます。
たとえば、同コマンドで10.0.0.0を指定した場合、AMFマネージメントサブネットの範囲は10.0.0.0/16(10.0.0.0~10.0.255.255)ですが、これに対して10.0.0.0/8(10.0.0.0~10.255.255.255)を経路表に登録してしまいます。そのため、この範囲内のアドレス(たとえば10.10.0.0/16)を運用ネットワーク(データプレーン)で使用していた場合、これらのアドレスを使用した通信ができなくなります。
これを回避するには、運用ネットワークで使用するアドレス範囲に対して、より具体的な(マスクの長い)経路をスタティックに登録してください。たとえば、さきほどの例では、10.10.0.0/16への経路を登録することで本現象を回避できます。
なお、本件はatmf management subnetコマンドでクラスAのIPアドレス(0.0.0.0 ~ 127.255.255.255)を指定したときにだけ発生する現象であり、クラスB、クラスCのIPアドレスを指定した場合は問題ありません。
Failed to delete 'manager'
というメッセージが表示されることがあります。これは表示だけの問題で動作には影響しません。
EXFX[1858]: Failed to force link up on ifx=6402, rc=1 EXFX[1858]: Failed to set interface flags for ifx 6402 flagsLen 1
これは表示だけの問題であり、動作に影響はありません。
GUI上から接続しているIPアドレスの変更はできませんでしたが、5.4.5-1.1よりIPアドレスの変更ができるようになりました。ただし、接続しているIPアドレスを変更後は新しいIPアドレスに接続しGUIを開き直してください。
各種ドキュメントの補足事項および誤記訂正です。
本製品がサポートするSFP/SFP+モジュールの最新情報については、弊社ホームページをご覧ください。
ハードウェアヘルスチェックモニタリング機能、スイッチチップポーリング機能において、異常を検知した拡張モジュールを自動的に無効化する機能を有効化している場合(system hw-monitoring shutdown コマンド、system hw-monitoring pcsping power-off コマンドを設定している場合)、同機能によって無効化された拡張モジュールのホットスワップはできません。詳細はコマンドリファレンスの前記コマンドページをご覧ください。
下記オプション(別売)モジュール製品のパッケージに90日間の製品保証書が入っている場合がありますが、ご購入より1年間保証いたします。
ファームウェアバージョン5.4.1-0.1 のリリースノート(Rev.AB)には、3 ページ(第4.4項)に新機能「SD カードトリガー」の記述がありますが、これについて下記のとおり訂正・補足いたします。
AT-FILEv2-MIB(プライベートMIB)でファイルを操作するときは、同時に複数のファイル操作を行わないようにしてください。
SNMPv1トラップcoldStartのenterpriseオブジェクトの値は下記のとおりです。
AT-SBx908 | 1.3.6.1.4.1.207.1.14.69 |
AT-x900-24XT | 1.3.6.1.4.1.207.1.14.75 |
AT-x900-24XS | 1.3.6.1.4.1.207.1.14.76 |
AT-x900-12XT/S | 1.3.6.1.4.1.207.1.14.70 |
AT-XEM-2XP、AT-XEM-2XSを除くx900シリーズのポートでは、FDBに登録のない出力パケットをサンプリングできません。
SwitchBlade x908は、必ずポート拡張モジュール(AT-XEM-1XP、AT-XEM-2XP、AT-XEM-2XS、AT-XEM-2XT、AT-XEM-12S/12Sv2、AT-XEM-12T/12Tv2、AT-XEM-24T)を1つ以上装着した状態で使用してください。拡張モジュールを1つも装着していない状態で起動したり、運用中にすべての拡張モジュールを取り外したりしないでください。
拡張モジュールをホットスワップするときは、同じ種類(型番)のモジュールで行ってください。異種モジュールへのホットスワップはサポート対象外です。
ただし、下記のホットスワップだけは例外的にサポートとします(逆は不可)。
拡張モジュールをホットスワップするときは、対象モジュールに接続されているケーブルをすべて抜くか、shutdownコマンドを実行して対象モジュール上のポートをすべて無効化してから取り外してください。また、拡張モジュールを取り付けた後でケーブルの接続やポートの有効化を行ってください。
さらに、拡張モジュールAT-XEM-12S/12Sv2をホットスワップするときは、次の点にもご注意ください。
拡張モジュールをホットスワップで取り付けたとき、次のような2つのメッセージが順に表示されます。ホットスワップ後は、2つ目のメッセージが表示されるまで、取り付けた拡張モジュールを取り外さないでください。また、ホットスワップ後にSFP/SFP+/XFPの取り付けやケーブルの装着を行う場合も、2つ目のメッセージを確認してから実施してください。
Please wait until configuration update is completed. (設定情報が更新されるまでお待ちください)
Configuration update completed for portA.B.Y-portA.B.Z (ポートA.B.Y~A.B.Zの設定情報が更新されました)
拡張モジュールをホットスワップするときは、スロットに対してまっすぐに抜き差ししてください。特に取り外すときに、拡張モジュールを左右交互に少しずつ動かしながら引き抜かないでください。
VCS 構成時にXEM モジュールのホットスワップを行う際は、XEM モジュールを抜いて30 秒以上経過してから挿入してください。<
ループガード(LDF検出)とWeb認証は同一ポート上でのみ併用(同時使用)できません。
(対象ファームウェアバージョン:5.3.1-0.1以降)
拡張モジュールAT-XEM-12Tv2上のポートが10M Half Duplexでリンクアップしているとき、コリジョンが発生してもD/C LEDが点滅しません。
ファームウェアバージョン5.4.3-0.2のリリースノート(Rev.AM)には、「LACPとLDF検出は併用できません」とありますが、LACPとLDF検出は問題なく併用できます。
コマンドリファレンス(613-002380 Rev.A )のaccess-list(hardware ip) コマンド、loop-protectionコマンドに”ハードウェアIPアクセスリストを利用する各種機能とループガード(LDF検出)を同一装置上で併用(同時使用)することはできない。"と記載がありますが、併用できます。
802.1X 認証とWeb 認証を併用する場合の動作は、ファームウェアバージョン5.4.3-2.5以前と5.4.3-3.7以降で異なります。
登録されているMACアドレス宛へ通信を転送している場合、エージングタイム経過後も該当アドレスがMACテーブルから削除されません。
DHCP SnoopingとLDF検出機能は併用できません。
本製品はICMP Redirectをサポートしていないため、同パケットを送信せず、受信した際の動作についても保証していません。また、受信時にログが出力される場合がありますが、実際には動作していません。
BGPとPIM-SM、BGPとPIM-DMは併用できません。
IPv6使用時(ipv6 forwardingコマンド実行時)は、設定するVLANの数を200個以内にしてください。
eth0インターフェースではIPv6を使用しないでください。サポート対象外です。
マルチキャストグループが最大まで登録されていると、ルーターポートが登録されません。ルーターポートを先に登録してください。
DHCPリレー機能の使用中に dhcrelay: packet to bogus giaddr x.x.x.x
のようなログメッセージが出力された場合、DHCPパケットの転送先が存在するインターフェースにDHCPリレーの設定が行われている可能性があります。
拡張モジュール上のポートをVCSのレジリエンシーリンクに設定している場合、起動時にshow counter stackコマンドで表示される「Health status good」、「Health status bad」カウンターがカウントアップされ、レジリエンシーリンクで障害が発生したというログメッセージが出力されます。これを回避するには、次のトリガーを設定してください。
トリガースクリプトclear_counter.scp
enable clear counter stack
定期トリガーの設定例
trigger 1 type periodic 1 repeat 2 script 1 flash:/clear_counter.scp
フィーチャーライセンスが適用された機器でVCS 構成を利用する場合は、各VCS メンバーに同一の「License issue date」を持つフィーチャーライセンスがインストールされている必要があります。
各VCS メンバー間でフィーチャーライセンスの「License issue date」が異なる場合には、ライセンスパスワードを更新する必要がありますので、弊社窓口までご連絡ください。フィーチャーライセンスの「License issue date」は、show license コマンドでご確認いただけます。
x900 シリーズ SwitchBlade x908 ベーシックモード時 | SwitchBlade x908 エクスパンションモード時 | |
---|---|---|
パフォーマンス | ||
VLAN登録数 | 単体:4094 VCS:2000 ※1 ※2 | 単体:4094 VCS:2000 ※1 ※2 |
MACアドレス(FDB)登録数 | 16K | 64K |
IPv4ホスト(ARP)登録数 | 5000 ※3 | 8K |
IPv4ルート登録数 | 256K ※4 | 256K ※4 |
リンクアグリゲーション | ||
グループ数(筐体あたり) | 31 | 128 ※5 |
ポート数(グループあたり) | 8 | 8 |
ハードウェアパケットフィルター | ||
登録数 | 2047 ※6 ※7 ※8 | 8168 ※6 ※7 ※8 |
認証端末数 | ||
認証端末数(ポートあたり) | 1K | 1K |
認証端末数(装置あたり) | 1K | 1K |
マルチプルダイナミックVLAN(ポートあたり) | - | - |
マルチプルダイナミックVLAN(装置あたり) | - | - |
ローカルRADIUSサーバー | ||
ユーザー登録数 | 1000 ※9 | 1000 ※9 |
RADIUSクライアント(NAS)登録数 | 100 ※10 | 100 ※10 |
その他 | ||
VRF-Liteインスタンス数 | 63 ※11 | 63 ※11 |
IPv4マルチキャストルーティングインターフェース数 | 100 ※12 | 100 ※12 |
最新のコマンドリファレンスに記載されていない機能、コマンドはサポート対象外ですので、あらかじめご了承ください。最新マニュアルの入手先については、次節「最新マニュアルについて」をご覧ください。
最新の取扱説明書「CentreCOM x900 シリーズ・SwitchBlade x908 取扱説明書」(613-000848 Rev.K)、コマンドリファレンス「CentreCOM x900 シリーズ・SwitchBlade x908 コマンドリファレンス」(613-002380 Rev.A)は弊社ホームページに掲載されています。
なお、VCS の設定、運用に関する情報は、別紙「CentreCOM x900 シリーズ・SwitchBlade x908 VCS 設定/ 運用マニュアル」に掲載しておりましたが、「CentreCOM x900 シリーズ・SwitchBlade x908 コマンドリファレンス」(613-000751 Rev.R)以降、コマンドリファレンスに合わせて掲載しております。
本リリースノートは、これらの最新マニュアルに対応した内容になっていますので、お手持ちのマニュアルが上記のものでない場合は、弊社ホームページで最新の情報をご覧ください。
http://www.allied-telesis.co.jp/