[index] AT-AR2050V/AT-AR3050S/AT-AR4050S コマンドリファレンス 5.4.7
モード: グローバルコンフィグモード --> CAトラストポイントモード
カテゴリー: 運用・管理 / ローカルCA
(config)# [no] crypto pki trustpoint NAME
ローカルなルート認証局(ローカルCA)を作成(初期設定)し、CAトラストポイントモードに移行する。
no形式で実行した場合はローカルCA関連の設定をすべて削除する。この場合はグローバルコンフィグモードのまま移動しない。
ローカルCAの作成とは、具体的には次のことを指す。
NAME |
ローカルCAのトラストポイント名。「local」を指定した場合は、ローカルCAの公開鍵ペア生成と自己署名ルート証明書の発行も自動的に行われ、ローカルCAの作成が完了する。「local」以外の名前を指定した場合は、ローカルCA名の定義だけが行われ、公開鍵ペアの生成とルート証明書の発行は行われないので、enrollmentコマンドでselfsigned(自己署名)を指定したのち、crypto pki authenticateコマンドを実行してローカルCAの作成を完了すること(開鍵ペアの生成とルート証明書の発行を行うこと) |
■ ローカルCA「local」を作成する。
awplus(config)# crypto pki trustpoint local ↓ Created trustpoint "local". Generating 2048-bit key for local CA... Automatically authenticated trustpoint "local".
awplus(config)# no crypto pki trustpoint local ↓ Destroyed trustpoint "local"
■ 「local」以外のトラストポイント名は、AMFネットワーク上にて、AT-VistaManager(AVM)をTLSクライアント証明書で認証する場合のみサポート。それ以外の用途ではトラストポイント名「local」を使用すること。詳細は解説編を参照。
configure terminal (特権EXECモード) | +- crypto pki trustpoint(グローバルコンフィグモード) | +- enrollment(CAトラストポイントモード) +- rsakeypair(CAトラストポイントモード)
crypto pki authenticate(特権EXECモード)
radius-server local(グローバルコンフィグモード)
show crypto pki certificates(特権EXECモード)
show crypto pki trustpoint(特権EXECモード)
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