[index] AT-AR2050V/AT-AR3050S/AT-AR4050S コマンドリファレンス 5.4.7
モード: ポリシーベースルーティングモード
カテゴリー: トラフィック制御 / ポリシーベースルーティング
(config-pbr)# ipv6 policy-route [<1-128>] {match APPNAME & from SRC_ENTITY & to DST_ENTITY} nexthop LIST
(config-pbr)# [no] ipv6 policy-route <1-128>
IPv6のポリシーベースルーティング(PBR)ルールを追加する。
no形式で実行した場合は指定したPBRルールを削除する。
各ルールでは、条件としてmatch、from、toから最低1つを指定する必要がある。
<1-128> |
ルール番号(IPv4/IPv6共通)。省略時はリストの最後尾に新規ルールが追加される(新規ルールの番号は既存の最後尾ルール番号+1となる)。ルールの検索は番号の小さい順に行われる | ||||
match APPNAME |
アプリケーション定義名。省略時はany(アプリケーションに関知しない) | ||||
from SRC_ENTITY |
送信元エンティティー名。省略時はany(送信元に関知しない) | ||||
to DST_ENTITY |
宛先エンティティー名。省略時はany(宛先に関知しない) | ||||
nexthop LIST |
マッチしたパケットの転送先。次のいずれかの形式で指定する | ||||
X:X::X:X ... |
ネクストホップアドレス。スペース区切りで8つまで指定可能 | ||||
IFNAME ... |
送出インターフェース。スペース区切りで8つまで指定可能 |
■ 最後尾のルール番号が128の時は、ルール番号を省略して新規ルールを追加することはできない。その場合はルール番号を明示的に指定して追加すること。
■ 各ルールではネクストホップを最大8つ指定できるが、同時に使用されるのは1つだけ。通常は最初に指定したネクストホップが使われるが、同ネクストホップが使用できなくなった場合は次に指定したネクストホップが使われる。
policy-based-routing (グローバルコンフィグモード) | +- ipv6 policy-route(ポリシーベースルーティングモード)
ip policy-route(ポリシーベースルーティングモード)
maximum-paths(グローバルコンフィグモード)
show ipv6 pbr route(特権EXECモード)
show pbr rules(特権EXECモード)
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