stack enable

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: バーチャルシャーシスタック(VCS) / コマンド


(config)# stack enable

(config)# no stack <1-8> enable


VCS機能とスタックポートを有効にする。
no形式で実行した場合は指定したスタックメンバーのVCS機能とスタックポートを無効にする。
初期設定は有効。


パラメーター

<1-8> スタックメンバーID。no形式のときだけ必要。存在しないIDを指定した場合はエラーになる


使用例

■ ID=2のメンバーのVCS機能とスタックポートを無効にする。この後、設定を保存して再起動すること。

awplus(config)# no stack 2 enable


注意・補足事項

■ SwitchBlade x908には広帯域スタックポートが標準装備されているため、スタックモジュールやスタックケーブルを装着していなくても初期状態でVCS機能が有効になる。このため、単体使用時でも、システム起動時に VCSメンバーの検出処理が行われる。これを行わせたくない場合は、本コマンドをno形式で実行して設定を保存し、起動時にVCS機能が無効化されるよう設定すればよい。

■ バーチャルMACアドレス機能の有効化は、stack virtual-macコマンドで行います。バーチャルMACアドレス機能は初期設定では無効ですが、VCS使用時は必ずバーチャルMACアドレス機能を有効にした状態で運用してください。無効状態での運用はサポート対象外となります。

■ 本コマンド実行後は、設定を保存してから再起動すること。


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- stack enable(グローバルコンフィグモード)

関連コマンド

show stack(非特権EXECモード)
stack virtual-chassis-id(グローバルコンフィグモード)
stack virtual-mac(グローバルコンフィグモード)



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