[index] AT-DC2552XS コマンドリファレンス 5.4.8
モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: 運用・管理 / システム
(config)# boot system {FILEPATH|backup FILEPATH}
(config)# no boot system [backup]
通常用またはバックアップ用ファームウェアのイメージファイルを指定する。
no形式で実行した場合は、通常用またはバックアップ用ファームウェアの指定を削除する(ファームウェアの指定がないと通常起動できなくなるので注意)。
FILEPATH |
通常用ファームウェアのイメージファイルのパス。イメージファイルは、フラッシュメモリーのルートディレクトリー(flash:/)になくてはならない。また、拡張子は「.rel」でなくてはならない | ||||
backup FILEPATH |
バックアップ用ファームウェアのイメージファイルのパス。イメージファイルは、フラッシュメモリーのルートディレクトリー(flash:/)に置かなくてはならない。また、拡張子は「.rel」でなくてはならない。本パラメーターで指定したバックアップ用ファームウェアは、通常用ファームウェアをロードできなかった場合に使用される |
■ フラッシュメモリー上のdc2500-5.4.8-0.3.relを通常用ファームウェアに指定する。これにより、次回起動時からこのイメージファイルがロードされるようになる。
awplus(config)# boot system flash:/dc2500-5.4.8-0.3.rel ↓
Note5.4.8-0.3は説明上使用している架空のファームウェア。5.4.8-0.2リリース時点では実際にはリリースされていないため注意。
■ イメージファイルの設定は、本コマンド実行時にシステムファイルに保存されるため、copyコマンドやwrite fileコマンド、write memoryコマンドなどでコンフィグに保存する必要はない。
■ 本コマンドは、複数ノードを対象とするワーキングセットプロンプト(atmf working-set)では実行できない(下記メッセージが出てエラーになる)。1台のノードだけを対象とするワーキングセットプロンプトか、ローカルプロンプトから実行すること。
% Working set must contain only single node for this command
configure terminal (特権EXECモード) | +- boot system(グローバルコンフィグモード)
dir(特権EXECモード)
reboot(特権EXECモード)
reload(特権EXECモード)
show boot(特権EXECモード)
show system(非特権EXECモード)
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