timer

モード: G.8032プロファイルモード
カテゴリー: L2スイッチング / G.8032(ERPS)


(g8032-profile-config)# timer {WAIT-TO-RESTORE | HOLD-OFF | GUARD-TIMER}


イベント発生から実際に動作を起こすまでの待機時間を設定する


パラメーター

WAIT-TO-RESTORE := wait-to-restore {<1-12> | default}
enableコマンドにて復帰モードもしくは非復帰モードを設定した場合に、障害が回復してからの状態変化までの時間を設定する。1~12分の範囲で設定が可能。5分に設定した場合は、障害から回復してから5分間は、通常の状態に自動的に戻ることはない。初期設定は5(5分)。初期設定の時間に設定する場合はdefaultを指定する。
HOLD-OFF := hold-off {<0-100> | default}
障害を検知してからの状態変化までの時間を設定する。断続的に障害が検知された場合に、断続的な状態変化を回避する。0〜10秒の範囲で0.1秒単位で設定が可能。5秒に設定した場合は、障害を検知してから5秒後にRPLがブロッキングを解除する。初期設定は0(0秒)。初期設定の時間に設定する場合はdefaultを指定する。
GUARD-TIMER := guard-timer {<1-200> | default}
R-APSメッセージを連続して受信したときに、連続した状態変化を回避する時間を設定する。0.5秒に設定した場合は、初めのR-APSメッセージを受信してから0.5秒間は、その他の状態変更メッセージが無視される。0.01秒〜2秒の範囲で0.01秒単位で設定が可能。初期設定は50(0.5秒)。初期設定の時間に設定する場合はdefaultを指定する。


使用例

■ プロファイル名「prof_1」の障害が回復してからの状態変化までの時間を1分に設定する。

awplus(config)# g8032 profile prof_1
awplus(g8032-profile-config)# timer wait-to-restore 1


注意・補足事項

■ Owner側のノードよりノードIDが大きいノードがリング上にいる場合、wait-to-restoreの値を短くすると通信の復旧時間が短くなります。詳しくは、「復旧に時間がかかる場合の例」をご覧ください。


コマンドツリー

g8032 profile (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- timer(G.8032プロファイルモード)

関連コマンド

g8032 profile(グローバルコンフィグモード)
show g8032 profile(特権EXECモード)



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