Web GUI / ネットワークマップ


注意事項
前提事項
サポートリミット
画面構成
トポロジーマップ
フロアマップ
操作・表示リファレンス
マップ情報の保存について
各マップ共通
フロアマップを追加する
フロアマップを表示する
フロアマップを編集する
フロアマップを削除する
トポロジーマップ
ノード基本情報の確認
フロアマップ
フロアマップ表示画面
電波到達範囲を確認する
AP基本情報を確認する
フロアマップを編集する
フロアマップ編集画面
背景画像を設定する
スケールを設定・変更する
APアイコンを配置(追加・移動・削除)する
フロアマップを削除する


ネットワークマップは、本製品配下のネットワークを視覚的に表示する機能で、下記2種類のマップをサポートしています。
Note
AR2050VとAR3050SはAMFマスター機能をサポートしていないため、AMFネットワークトポロジーの表示には対応していません(無線LANコントローラー機能の管理下にあるAPの表示は可能です)。本解説編ではネットワークマップの基本機能としてAMF情報の表示についても触れていますが、AR2050VとAR3050Sには該当しませんので適宜読み替えてください。
Note
Web GUIの画面、メニュー構成、機能などは、製品機種やファームウェア、GUIファイルのバージョンによって異なる可能性があります。
Note
Web GUIの画面を開いた状態で長期間操作をしない状態が続くと、画面表示が正しく行われなくなることがあります。その場合はいったんログアウトし、再ログインしてください。

注意事項

前提事項

ネットワークマップは、AMFおよび無線LANコントローラー機能の情報をもとにマップを表示するため、Web GUIを使用するための前提事項に加え、以下の前提事項があります。

AMFマスター機能およびAMFネットワークの設定については「アライドテレシスマネージメントフレームワーク(AMF)」/「導入」をはじめとするAMF各解説ページを、GUI製品との連携機能については atmf topology-gui enableコマンドのページをご参照ください。
無線LANコントローラー機能の設定については「無線LANコントローラー(AWC対応)」/「概要」をはじめとする同機能の各解説ページをご参照ください。

また、Web GUIを使用するための準備については、「Web GUI」/「準備」をご覧ください。

サポートリミット


画面構成

メニュー欄の「ネットワークマップ」をクリックすると、トポロジーマップ画面が開きます。
また、トポロジーマップ下部のフロアマップ一覧からは、任意のフロアマップ画面に移動することができます。
ここでは、トポロジーマップとフロアマップの基本的な画面構成について説明します。

トポロジーマップ

トポロジーマップの画面構成は次のとおりです。


次はアクセスポイント一覧を開き、フロアマップ一覧を大表示に切り替えた状態です。


フロアマップ

フロアマップの画面構成は次のとおりです。


操作・表示リファレンス

各マップ上で可能な操作と画面表示について説明します。

マップ情報の保存について

ネットワークマップでは画面上部ナビゲーションバーの「保存」ボタンによるスタートアップコンフィグへの保存は不要です。
フロアマップに対する編集内容は、背景画像アップロード画面の「保存」ボタン押下時やフロアマップ編集画面の「適用」ボタン押下時に適宜保存されます。
Note
フロアマップ関連の設定情報は、内蔵フラッシュメモリーのルートディレクトリー直下に自動作成される gui-userdata ディレクトリーに保存されます。このディレクトリーを削除したり、内容を手動で変更したりしないようご注意ください。

各マップ共通

トポロジーマップ、フロアマップで共通に行える操作は以下の通りです。

フロアマップを追加する

画面下部のフロアマップ一覧に表示されているフロアマップ追加ボタン(+)をクリックすることで、新規フロアマップの編集画面に移動できます。

[小]

[大]


フロアマップを表示する

画面下部のフロアマップ一覧に表示されているフロアマップ表示ボタンをクリックすることで、該当フロアマップを表示させることができます。

[小]

[大]


フロアマップを編集する

大表示のフロアマップ一覧では、フロアマップのサムネイル右下にある「編集」ボタンをクリックすることで、該当フロアマップの編集画面に移動できます。
フロアマップ編集画面では、背景画像やスケール(縮尺)、AP配置の変更やフロアマップの削除が可能です。

[大]


フロアマップを削除する

大表示のフロアマップ一覧では、フロアマップのサムネイル右上にある削除(×)ボタンをクリックすることで、該当フロアマップを削除できます。
Note
フロアマップ一覧の削除ボタンをクリックした場合は、確認なしに削除されますのでご注意ください。

[大]


トポロジーマップ

トポロジーマップでは以下の操作が可能です。
Note
トポロジーマップ上ではノードアイコンの配置を自由に変更できますが、画面を更新すると元の位置に戻ります。

ノード基本情報の確認

トポロジーマップ上のノードアイコンをクリックすることで、該当ノードの基本情報をポップアップで表示させることができます。


ノード名を表すラベルの色は各ノードの状態を示しています。それぞれの色の意味は下記のとおりです。

NODENAME AMFノードとして管理されています。あるいは、無線LANコントローラーで管理されています。
また、Web GUI(ネットワークマップ)を実行している製品はAMFや無線LANコントローラー機能の有効・無効と関係なく常に緑で表示されます。
さらに、AMFマスターとして動作している場合はアイコンの右上にMが表示されます
NODENAME AMFゲストノードとして管理されています
NODENAME AMFでリカバリー中です
NODENAME 無線LANコントローラー上でのステータスがFailedになっています

アクセスポイント一覧においてノード名の前に表示されるラベルの文字列と色は該当APの管理状態を表しています。それぞれの意味は下記のとおりです。

AWC AWC(緑) 無線LANコントローラーで管理されています
Guest Guest(青) AMFゲストノードとして管理されています
AWC AWC(赤) 無線LANコントローラー上でのステータスがFailedになっています

また、ノード間を接続するリンクの色は次の意味を持ちます。


AMFで管理されたリンクです

無線LANコントローラーのみで管理されたリンクです

フロアマップ

フロアマップ画面は、大きく分けて表示画面と編集画面の2つの画面で構成されています。
フロアマップ一覧の「表示ボタン」をクリックしたときは該当フロアマップの表示画面に、フロアマップ一覧の「追加ボタン」をクリックしたときは新規フロアマップの編集画面に移動します。
またフロアマップ表示画面の「編集」ボタンをクリックした場合は該当フロアマップの編集画面に、フロアマップ編集画面の「適用」ボタンをクリックしたときは該当フロアマップの表示画面に移動します。

フロアマップ表示画面

フロアマップ表示画面では以下の操作が可能です。

電波到達範囲を確認する
フロアマップ上のAPアイコンの周りには、該当フロアマップの縮尺とAPの送信出力設定の情報にもとづき、想定される電波の到達範囲が円で示されます。
到達範囲は無線別(無線1、無線2、無線3)に表示されます。表示する無線の切り替えはマップ右上のリストボックスから行います。
Note
電波到達範囲の表示はAPの無線送信出力設定から算出される見通しでの想定到達距離にもとづきます。設置場所の状況(遮蔽、反射など)は考慮されませんので、実際の電波到達範囲とは異なる場合があります。


AP基本情報を確認する
フロアマップ上のAPアイコンをクリックすることで、該当APの基本情報をポップアップで表示させることができます。
表示内容はトポロジーマップの管理下APと同じです。


フロアマップを編集する
フロアマップ右上の「編集」ボタンをクリックすることで、該当フロアマップの編集画面に移動できます。
フロアマップ編集画面では、背景画像やスケール(縮尺)、AP配置の変更やフロアマップの削除が可能です。


フロアマップ編集画面

フロアマップ編集画面では以下の操作が可能です。
次に示すのは、フロアマップ追加ボタンで新規作成した直後のフロアマップ編集画面です。
フロアマップを利用するには、以下の説明にしたがって、背景画像を設定し、APアイコンを配置してください。


背景画像を設定する
フロアマップ背景画像の設定手順は次のとおりです。
  1. フロアマップ編集画面の「フロアマップアップロード」ボタンをクリックします。


  2. 「参照」ボタンを押して画像ファイルを選択し、さらに「スケール」欄でマップ上における背景画像領域の実サイズを指定して、「保存」ボタンをクリックします。

    Note
    背景画像として使用できる画像ファイルの条件は次のとおりです。
    • ファイル形式:JPEG(.jpg, .jpeg)、GIF(.gif)、PNG(.png)
    • ファイルサイズ:最大4MB
    Note
    「スケール」欄では、背景画像の横幅と縦幅が実際の環境ではどれだけの距離に相当するかを指定します。
    なお、背景画像の縦横比と「スケール」欄で指定した縦横比が一致していない場合、縮尺表示は横のスケールと背景画像の横幅を基準に計算され、電波範囲の表示もその縮尺にもとづいて正円で表示されます。

スケールを設定・変更する
フロアマップの縮尺は背景画像の設定時に指定しますが、後で変更することも可能です。
スケールの変更手順は次の通りです。
  1. フロアマップ編集画面の「スケール編集」ボタンをクリックします。


  2. 「スケール」欄でマップ上における背景画像領域の実サイズを指定して、「保存」ボタンをクリックします。

    Note
    「スケール」欄では、背景画像の横幅と縦幅が実際の環境ではどれだけの距離に相当するかを指定します。
    なお、背景画像の縦横比と「スケール」欄で指定した縦横比が一致していない場合、縮尺表示は横のスケールと背景画像の横幅を基準に計算され、電波範囲の表示もその縮尺にもとづいて正円で表示されます。

APアイコンを配置(追加・移動・削除)する
フロアマップの新規作成時には管理下APのアイコンは配置されていません。
フロアマップに背景画像を設定し、スケール(縮尺)を指定したら、以下の手順で管理下APのアイコンを配置します。
既存フロアマップのAPアイコンを移動、追加、削除する場合も同様です。
  1. フロアマップ編集画面の「アクセスポイント一覧」を開きます。


  2. 「アクセスポイント一覧」上で配置したいAPをクリックします。


  3. クリックしたAPのアイコンがフロアマップの中央に配置されるので、ドラッグ&ドロップで任意の場所に移動します。
    また、既存のAPアイコンも同様の操作で移動できます。


  4. 複数のAPアイコンを配置する場合は、上記1~3の手順を繰り返してください。
    また、配置を取りやめたい場合(フロアマップからアイコンを削除したい場合)は、「アクセスポイント一覧」で対象のAPをもう一度クリックすると該当APのアイコンがフロアマップから取り除かれます。

  5. アイコンの配置が決まったら、配置情報を保存してフロアマップ表示画面に反映します。
    フロアマップ編集画面の「適用」ボタンをクリックしてください。


  6. 問題なければ確認ダイアログで「適用」ボタンをクリックします。


フロアマップを削除する
フロアマップの削除手順は次のとおりです。
  1. 削除したいフロアマップを開きます。

  2. フロアマップ編集画面の「削除」ボタンをクリックします。


  3. 問題なければ確認ダイアログで「削除」ボタンをクリックします。



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