passive-interface

モード: OSPFモード
カテゴリー: IP / 経路制御(OSPF)


(config-router)# [no] passive-interface [IFNAME] [A.B.C.D]


指定したIPインターフェースをOSPFのパッシブインターフェースに設定する。
パラメーター省略時はすべてのインターフェースが対象になる。
パッシブインターフェースではOSPFパケットの送受信を行わないが、パッシブインターフェースに接続されているネットワークの情報は、スタブネットワークとしてルーターLSA(タイプ1LSA)に追加される。
no形式で実行した場合は、指定したインターフェースをパッシブインターフェースでない通常のOSPFインターフェースに戻す。


パラメーター

IFNAME OSPFインターフェース名
A.B.C.D OSPFインターフェースのIPアドレス


使用例

■ vlan400(172.16.40.1/24)をパッシブインターフェースに設定する。

awplus(config)# router ospf
awplus(config-router)# network 172.16.0.0/16 area 0
awplus(config-router)# passive-interface vlan400


注意・補足事項

■ パッシブインターフェースを設定する場合、本コマンドでインターフェースを指定するだけでなく、networkコマンドを実行して該当インターフェースをいずれかのOSPFエリアに所属させておく必要があるので注意。


コマンドツリー

router ospf (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- passive-interface(OSPFモード)

関連コマンド

network(OSPFモード)
show ip ospf(非特権EXECモード)
show ip ospf interface(非特権EXECモード)



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