[index] CentreCOM x510シリーズ・AT-IX5-28GPX コマンドリファレンス 5.4.9
モード: ポリシーマップ・クラスモード
カテゴリー: トラフィック制御 / Quality of Service
(config-pmap-c)# [no] storm-protection
対象トラフィッククラスにおいて、QoSストームプロテクション機能を有効にする。
no形式で実行した場合はQoSストームプロテクション機能を無効にする。
初期設定は無効。
QoSストームプロテクション機能は、対象トラフィッククラスの受信レートに上限を設定し、設定値を上回るレートで該当トラフィッククラスのパケットを受信した場合に、既定の動作(ポート無効化など)を実行させる機能。
また、QoSストームプロテクション機能を使用するためには、本コマンドで同機能を有効化するだけでなく、以下のパラメーターも明示的に設定する必要がある。
■ ポリシーマップpicoのデフォルトトラフィッククラスに対し、QoSストームプロテクション機能を有効にする。ここでは、受信レート500Kbps、サンプリング間隔5秒、受信レート超過時の動作はポート無効化(portdisable)、自動復旧までの時間は3秒に設定している。
awplus(config)# policy-map pico ↓ awplus(config-pmap)# class default ↓ awplus(config-pmap-c)# storm-protection ↓ awplus(config-pmap-c)# storm-rate 500 ↓ awplus(config-pmap-c)# storm-window 5000 ↓ awplus(config-pmap-c)# storm-action portdisable ↓ awplus(config-pmap-c)# storm-downtime 3 ↓
■ 本機能の設定手順については、解説編を参照。
class (ポリシーマップモード) | +- storm-protection(ポリシーマップ・クラスモード)
show mls qos interface storm-status(非特権EXECモード)
storm-action(ポリシーマップ・クラスモード)
storm-downtime(ポリシーマップ・クラスモード)
storm-rate(ポリシーマップ・クラスモード)
storm-window(ポリシーマップ・クラスモード)
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