clear mls qos interface policer-counters

モード: 特権EXECモード
カテゴリー: トラフィック制御 / Quality of Service

# clear mls qos interface IFNAME policer-counters [class-map NAME]

指定したスイッチポートにおけるポリサーのメータリング統計情報をクリアする。

本コマンドは、対象インターフェースに次のいずれかの条件を満たすポリシーマップが適用されているときだけ有効。それ以外の場合はエラーとなる。

ポリシーマップ内のいずれかのトラフィッククラス（クラスマップ）でメータリング統計保存機能が有効化（police countersコマンド）されている。
ポリシーマップ内のいずれかのトラフィッククラス（クラスマップ）に集約ポリサーが適用（police-aggregateコマンド）されており、その集約ポリサーでメータリング統計保存機能が有効化（mls qos aggregate-police countersコマンド）されている。

なお、class-mapパラメーターを指定した場合は、指定したトラフィッククラス、あるいはトラフィッククラスに適用された集約ポリサーでメータリング保存機能が有効になっていないと本コマンドはエラーになる。

`IFNAME`	スイッチポートのインターフェース名
`class-map NAME`	クラスマップ名。特定のトラフィッククラスに関する統計情報だけをクリアしたいときに指定する。省略時は該当インターフェース上に定義されたすべてのトラフィッククラスが対象となる

■ ポート1.0.1におけるポリサーのメータリング統計情報をクリアする。

awplus# clear mls qos interface port1.0.1 policer-counters ↓

■ 本コマンドを実行するには、あらかじめQoS機能を有効にしておく必要がある（mls qos enableコマンド）。