mac-filter-group

モード: インターフェースモード
カテゴリー: ブリッジング / 一般設定


(config-if)# mac-filter-group DIR NAME

(config-if)# no mac-filter-group DIR


対象インターフェース(ソフトウェアブリッジまたはブリッジポート)に指定したMACフィルターを適用する。
no形式で実行した場合はMACフィルターの適用を解除する。


パラメーター

DIR := {ingress|egress}
MACフィルターの適用方向
ingress MACフィルターを適用したインターフェース(ソフトウェアブリッジまたはブリッジポート)での受信時に適用
egress MACフィルターを適用したインターフェース(ソフトウェアブリッジまたはブリッジポート)からの送信時に適用
NAME MACフィルター名(mac-filterコマンドで指定した名前)


使用例

■ ソフトウェアブリッジ「1」(br1)において、受信時にMACフィルター「bridge_in」を、送信時にMACフィルター「bridge_out」を適用する。

awplus(config)# interface br1
awplus(config-if)# mac-filter-group ingress bridge_in
awplus(config-if)# mac-filter-group egress bridge_out

■ ソフトウェアブリッジ「1」(br1)の受信MACフィルターを「br1_in」に変更する。
既存フィルターをいったん解除してから新しいフィルターを指定しなおす必要がある点に注意。
awplus(config)# interface br1
awplus(config-if)# no mac-filter-group ingress
awplus(config-if)# no mac-filter-group ingress br1_in


注意・補足事項

■ MACフィルターの適用場所については解説編を参照。

■ 本コマンドはソフトウェアブリッジXを表すブリッジインターフェース(brX)とブリッジポート(bridge-groupで作成)でのみ有効。

■ 1つのソフトウェアブリッジまたはブリッジポートに適用できるMACフィルターは受信用(ingress)と送信用(egress)の2つ。適用するMACフィルターを変更する場合は、最初に方向とともに本コマンドをno形式で実行した後、本コマンドの通常形式で新しいMACフィルターを適用すること。


コマンドツリー

interface (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- mac-filter-group(インターフェースモード)

関連コマンド

clear mac-filter counter(特権EXECモード)
mac-filter(グローバルコンフィグモード)
rule(MACフィルターモード)
show mac-filter(特権EXECモード)



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