autoboot enable

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: 運用・管理 / システム


(config)# [no] autoboot enable


SDHCカード/USBメモリー上のファームウェアへバージョンアップ・バージョンダウンやコンフィグの置き換えを自動的に実施するSDHCカード/USBオートブート機能を有効にする。
no形式で指定した場合は、無効にする。

SDHCカード/USBオートブート機能は工場出荷状態からの初回起動時に有効になっているが、初回起動処理が終了した後は自動的に設定が無効に変更になる。


使用例

awplus# configure terminal
awplus(config)# autoboot enable


注意・補足事項

■ 本機能の詳細については解説編を参照。

■ 本コマンドはコンフィグに保存する必要はない。

■ 製品購入時のファームウェアおよびコンフィグレーションの初期設定を容易にするため、SDHCカード/USBオートブート機能は工場出荷状態からの初回起動時に有効になっているが、初回起動処理が終了した後は自動的に設定が無効に変更されるので、初回起動時以降で本機能を使用する場合は、手動で設定を有効にする必要がある。
なお、工場出荷状態に戻して起動するには、erase factory-defaultコマンドを使用する。

■ 手動でSDHCカード/USBオートブート機能を有効にすると、no autoboot enableを実行するまで本機能は有効のままとなる。

■ SDHCカード/USBオートブート機能の有効時にSDHCカードとUSBメモリーの両方を装着して起動した場合は、SDHCカードに格納されているオートブート機能の設定ファイルが優先的に使われる。

■ AT-AR2050VはUSBポートのみで、SDHCカードスロットは備えていない。


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- autoboot enable(グローバルコンフィグモード)

関連コマンド

create autoboot(特権EXECモード)
show autoboot(特権EXECモード)
show boot(特権EXECモード)



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