ipv6 address autoconfig

モード: インターフェースモード
カテゴリー: IPv6 / IPv6インターフェース

(config-if)# ipv6 address autoconfig [IFNAME]

(config-if)# no ipv6 address autoconfig

対象インターフェースでIPv6を有効にし、EUI-64形式のリンクローカルアドレスを自動設定する。また、ルーター通知（RA）によるグローバルアドレスの自動設定（SLAAC）を有効にする。
通常のSLAACでは、RAを受信したインターフェースのアドレスを自動設定するが、IFNAMEパラメーターを指定した場合は、指定したインターフェースで受信したRAにもとづいて、対象インターフェースのIPv6アドレスを自動設定することもできる。
no形式で実行した場合は、SLAACを無効にする。
初期設定は無効。


パラメーター

IFNAME IPv6インターフェース名。対象インターフェースのIPv6アドレスを、別のインターフェースで受信したRAによって自動設定する場合に指定する


使用例

■ eth1インターフェースで受信したRAパケットの情報にもとづき、同インターフェースのアドレスを自動設定する。

awplus(config)# interface eth1 ↓
awplus(config-if)# ipv6 address autoconfig ↓

■ eth1インターフェースで受信したRAパケットの情報にもとづき、vlan1 インターフェースのIPv6アドレスを自動設定する。
awplus(config)# interface vlan1 ↓
awplus(config-if)# ipv6 address autoconfig eth1 ↓


注意・補足事項

■ 本コマンドでIPv6アドレスを自動設定する場合は、RAを送信する機器において、通知するプレフィックス長を「/64」に設定すること。「/64」以外のプレフィックス長を受信した場合、本製品はアドレスを自動設定できないので注意。


コマンドツリー

interface (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- ipv6 address autoconfig（インターフェースモード）

関連コマンド

show ipv6 interface（非特権EXECモード）
show ipv6 route（非特権EXECモード）
show ipv6 route database（非特権EXECモード）


(C) 2015 - 2019 アライドテレシスホールディングス株式会社

PN: 613-002107 Rev.AA