utm-offload

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: UTM / UTMオフロード


(config)# utm-offload interface IFNAME subnet A.B.C.D/M

(config)# no utm-offload


UTMオフロード機能を有効にする。
no形式で実行した場合はUTMオフロード機能を無効にする。


パラメーター

interface IFNAME オフロードデバイスを接続するインターフェース(オフロードインターフェース)
subnet A.B.C.D/M オフロードデバイスとの通信に使うIPアドレス範囲(オフロードサブネット)


使用例

■ UTMオフロード機能を有効にする。ここでは、オフロードデバイスをeth2インターフェースに接続し、同デバイスとの通信には172.20.100.0/24のサブネットを使うよう設定する。

awplus(config)# utm-offload interface eth2 subnet 172.20.100.0/24

■ UTMオフロード機能を無効にする。
awplus(config)# no utm-offload


注意・補足事項

■ オフロードサブネットのIPアドレス空間は、本製品(フォワーディングデバイス)とオフロードデバイスとの間の通信に用いられる内部的なアドレス。運用ネットワークのアドレスと重複しないように設定すること。

■ オフロードインターフェースには、オフロードサブネット内で一番小さいIPアドレスが自動的に設定される。このIPアドレスはオフロードデバイスとの通信にだけ使用されるもので、show ip interfaceコマンドなどの通常のコマンドでは表示されない。


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- utm-offload(グローバルコンフィグモード)

関連コマンド

show utm-offload(特権EXECモード)



(C) 2015 - 2019 アライドテレシスホールディングス株式会社

PN: 613-002107 Rev.AA