log host startup-delay

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: 運用・管理 / ログ


(config)# log host startup-delay [delay <1-600>|messages <1-5000>]

(config)# no log host startup-delay


システム起動時、syslogサーバーに送信すべきログメッセージ(hostログ)を一時的にバッファし、指定された時間待機した後に送信する機能を有効化する。
no形式で指定した場合は起動時のhostログバッファ機能を無効化し、システム起動時であっても生成されたhostログが即座にsyslogサーバーへ送信されるようにする。
初期設定は無効(起動時にhostログをバッファせず即座にsyslogサーバーへ送信する)。


パラメーター

delay <1-600> 起動後、syslogサーバーにhostログを送信するまでの待機時間(秒)。指定しない場合は120秒となる
messages <1-5000> 起動時にバッファするhostログのメッセージ数。指定しない場合は2000個となる


注意・補足事項

■ 本コマンドの設定はシステム起動時の動作にのみ影響を与え、起動時以外の動作には影響しない。また、loglog(filter)コマンドでhostログの設定(ログをSyslogサーバーに送信する設定)を行っていない場合、本コマンドは実質的な意味を持たない。

■ 本機能は起動時に一回だけ動作する。バッファされたログメッセージが送信されるのは、起動後、delayパラメーターで指定した秒数が経過したとき。それ以降、hostログはバッファされることなく、通常どおり即座にsyslogサーバーに送信される。なお、delay秒数が経過する前にバッファがいっぱいになった場合、それ以降のログメッセージはバッファされずに破棄される。


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- log host startup-delay(グローバルコンフィグモード)

関連コマンド

log(グローバルコンフィグモード)
log(filter)(グローバルコンフィグモード)
show log config(特権EXECモード)



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