rmdir

モード: 特権EXECモード
カテゴリー: 運用・管理 / ファイル操作


# rmdir DIRPATH


ディレクトリーを削除する。

本コマンドで削除するディレクトリーは空でなくてはならない。
空でないディレクトリーを削除するには、deleteコマンドや本コマンドでディレクトリー内のファイル、サブディレクトリーを削除してから本コマンドを実行するか、あるいは、該当ディレクトリーに対してdeleteコマンドをrecursiveオプション付きで実行すればよい。


パラメーター

DIRPATH 削除するディレクトリーのパス。各デバイスのルートディレクトリーは削除できない。また、指定したディレクトリーは空でなくてはならない
DEVICE:/DIRECTORY デバイス名を含む絶対パス(例:「flash:/home/zein」)
/DIRECTORY カレントデバイス上の絶対パス(カレントディレクトリーと同じデバイス上の絶対パス)(例:「/home/admin/config」)
DIRECTORY カレントディレクトリーからの相対パス(例:「.configs/ssh」、「../..」)


使用例

■ カレントディレクトリーにあるサブディレクトリーtmpを削除する(相対パス指定の例)。

awplus# rmdir tmp
Successful operation

■ ディレクトリーflash:/home/zein/backupを削除する(絶対パス指定の例)。
awplus# rmdir flash:/home/zein/backup
Successful operation

■ 空でないディレクトリーを指定した場合はエラーになる。このようなときは、deleteコマンドでディレクトリー内のファイル、サブディレクトリーをすべて削除してから、もう一度本コマンドを実行する。あるいは、deleteコマンドにrecursiveオプションを付けて実行してもよい。
awplus# rmdir work
% Directory not empty

awplus# delete recursive work
Delete flash:/work and all of its contents? (y/n)[n]:y 
Successful operation


注意・補足事項

■ 「flash:/log」ディレクトリーには永続ログ(permanentログ)が保存されているため、誤って削除しないよう注意すること。


関連コマンド

delete(特権EXECモード)
dir(特権EXECモード)
mkdir(特権EXECモード)



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