terminal monitor

モード: 特権EXECモード
カテゴリー: 運用・管理 / ログ


# terminal [no] monitor

# no terminal monitor


本コマンドを入力した端末において、ターミナルモニター(端末画面へのmonitorログの表示)を有効にする。各端末からログインした直後は無効。
「terminal no monitor」またはno形式で実行した場合はターミナルモニターを無効にする。

monitorログは初期状態で定義されているログ出力先の1つで、初期設定ではすべてのメッセージ(debuggingレベル以上のメッセージ)が出力されるようになっている。出力されるメッセージの条件は、log(filter)コマンドで変更できる。

なお、ターミナルモニターは現行のログインセッションにおいてのみ有効なので、ログアウトすると無効になる。


使用例

awplus# terminal monitor
01:09:10 syslog: 2. init app syslog-ng sessPt=268908776, addr=805392384
01:09:35 login: pam_unix(login:auth): authentication failure; logname= uid=0 euid=0 tty=pts/1 ruser= rhost=localhost  user=manager
01:09:36 login: FAILED LOGIN 1 FROM localhost FOR manager, Authentication failure
01:09:38 login: pam_unix(login:session): session opened for user manager by (uid=0)
01:09:38 login: LOGIN ON pts/1 BY manager FROM localhost
...


注意・補足事項

■ コンソールターミナルから本コマンドを実行したとき、「% Warning: Console logging may be enabled」というメッセージが表示される。これは、consoleログが有効化されている場合(初期設定で有効。ただし、出力条件はcriticalレベル以上)、consoleログとmonitorログに同じメッセージが出力され、表示が重複する可能性があることを示している。

■ 本コマンドは、複数ノードを対象とするワーキングセットプロンプト(atmf working-set)では実行できない(下記メッセージが出てエラーになる)。1台のノードだけを対象とするワーキングセットプロンプトか、ローカルプロンプトから実行すること。

% Working set must contain only single node for this command


関連コマンド

log(グローバルコンフィグモード)
log(filter)(グローバルコンフィグモード)
show log config(特権EXECモード)



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