ip forward-protocol udp

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: IP / UDPブロードキャストヘルパー


(config)# [no] ip forward-protocol udp <1-65535>


UDPブロードキャストヘルパー機能の転送対象UDPポート(終点ポート)リストに指定したポート番号を追加する。
ポート番号は32個まで登録可能。
no形式で実行した場合は、転送対象UDPポートリストから指定したポート番号を削除する。

本コマンドは転送対象となる終点ポート番号を設定するだけ。実際にUDPブロードキャストヘルパーを動作させるには、本コマンドで転送対象ポート番号を設定するとともに、転送元のIPインターフェース(ブロードキャストパケットの受信インターフェース)に対してip helper-addressコマンドを実行し、受信したUDPブロードキャストパケットの転送先IPアドレスを設定する必要がある。


パラメーター

<1-65535> 転送対象の終点UDPポート番号


使用例

■ UDPブロードキャストヘルパー機能の転送対象UDPポートリストに、終点ポート137と138を追加する。

awplus(config)# ip forward-protocol udp 137
awplus(config)# ip forward-protocol udp 138

■ UDPブロードキャストヘルパー機能の転送対象UDPポートリストから、終点ポート137を削除する。
awplus(config)# no ip forward-protocol udp 137


注意・補足事項

■ DHCP/BOOTPパケット(終点ポート67、68)の転送には、本機能ではなくDHCPリレー機能を使うこと。詳しくは「IP付加機能」の「DHCPリレー」を参照。


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- ip forward-protocol udp(グローバルコンフィグモード)

関連コマンド

ip helper-address(インターフェースモード)



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