[index] CentreCOM x930シリーズ コマンドリファレンス 5.4.9
Note
- 2台構成時は各メンバー1ポートずつ(スタックリンク 1本)でも動作しますが、スタックリンクに冗長性を持たせ、耐障害性を高めることと、帯域確保を目的として通常は2ポートずつ使ってスタックリンクをリング状に接続することをおすすめします。
- ブートローダー バージョン 3.1.3 以降 とバージョン 3.1.2 以前の組み合わせでVCSグループを構成している場合、同時に電源を入れた時やコマンドで再起動した時はプライオリティーの設定にかかわらず、ブートローダー バージョン 3.1.3 以降のメンバーがマスターになります。
- 1つのVCSグループ内で、カッパーのリンクとファイバーのリンク、または、伝送距離の異なるファイバーリンクを混在させることができます。
- レジリエンシーリンクもスタックリンクと同様にリング上の接続が基本ですが、2台構成時は1本でもかまいません。
- AT-SP10LRをスタックモジュールとして使用する場合の最大伝送距離は9kmです(通常のスイッチポートとして使用する場合は10km)。
- AT-QSFPSRの接続には、MPOコネクターが装着されたものをご用意ください。
NoteスレーブメンバーがVCSグループに加入しようとしているときにコンフィグを変更すると、再加入したスレーブメンバーにコンフィグが反映されないことがあります。スレーブメンバーが加入中に設定の変更はしないでください。
コンフィグファイル | ○ ※1 | |
スクリプトファイル | ○ | |
テキストファイル | × ※2 | |
HTMLファイル | × ※2 | |
cssファイル | × ※2 | |
GIFファイル | × ※2 | |
Javaアプレットファイル | ○ | |
リモートSSHユーザーの公開鍵 | × ※2 | |
ルートCA証明書(ローカルRadius) | ○ | |
ユーザ証明書(ローカルRadius) | ○ | |
ローカルユーザパスワードファイル | ○ | |
DHCPリース関連ファイル | ○ | |
DHCPリースバックアップファイル | ○ | |
GUIファイル | ○ | |
GUIファイル | ○ |
Force-Authorized | Authenticated |
Force-Unauthorized | Down |
Failed to send ATL CPG msg (udt_data 0) - result -23この場合、スタックメンバーに一部のハードウェアパケットフィルターが適用されていないため、ハードウェアアクセスリスト(シーケンス番号対応)などを利用して、各スイッチポートに適用するaccess-groupコマンドの行数を減らしてください。
awplus> enable ↓ awplus#
awplus# show boot ↓ Boot configuration -------------------------------------------------------------------------------- Current software : x930-5.4.9-2.1.rel Current boot image : flash:/x930-5.4.9-2.1.rel (file exists) Backup boot image : Not set Default boot config: flash:/default.cfg Current boot config: flash:/default.cfg (file exists) Backup boot config : Not set Autoboot status : disabled
awplus# copy startup-config StandaloneConfig.cfg ↓ Copying.. Successful operation
awplus# erase startup-config ↓ Deleting.. Successful operation awplus# show boot ↓ Boot configuration -------------------------------------------------------------------------------- Current software : x930-5.4.9-2.1.rel Current boot image : flash:/x930-5.4.9-2.1.rel (file exists) Backup boot image : Not set Default boot config: flash:/default.cfg Current boot config: flash:/default.cfg (file not found) Backup boot config : Not set Autoboot status : disabled
Noteフィーチャーライセンスが適用された機器でVCS 構成を利用する場合は、各VCS メンバーに同一の「License issue date」を持つフィーチャーライセンスがインストールされている必要があります。各VCS メンバー間でフィーチャーライセンスの「License issue date」が異なる場合には、ライセンスパスワードを更新する必要がありますので、弊社窓口までご連絡ください。フィーチャーライセンスの「License issue date」は、show licenseコマンドでご確認いただけます。
Note本体前面のSFP+スロットと背面に装着される拡張モジュールのQSFP+スロットは、同時にスタックポートとして使用することはできません。 拡張モジュールが装着されていないときは、本体前面のSFP+スロットは、初期設定で、スタックポートとして動作します。拡張モジュールが装着されたときは、拡張モジュールのQSFP+スロットがスタックポートとなり、本体前面のSFP+スロットは通常のスイッチポートとして機能します。 拡張モジュールが装着された状態で、本体前面のSFP+スロットをスタックポートにしたい場合は、CLIでstack enableコマンドにbuiltin-portsパラメーターを、拡張モジュールのQSFP+スロットをスタックポートに戻したい場合は、expansion-portsパラメーターを指定します。いずれの場合も、コマンドの反映にはシステムの再起動が必要です。
Noteスタックケーブルは1本でも動作しますが、スタックリンクに冗長性を持たせ、耐障害性を高めるため、通常は2本使ってリング状に接続することをおすすめします。これ以降の説明はすべて、リング状に接続していることを前提としています。
Noteスタックを組む場合、スタックポート間に他の装置をはさまず、スタックポート同士を直接接続してください。
Noteスタックリンクに冗長性を持たせ、耐障害性を高めるため、通常はスタックケーブルをリング状に接続することをおすすめします。これ以降の説明はすべて、リング状に接続していることを前提としています。
Noteeth0をレジリエンシーリンクだけでなく、通常のマネージメントポートとしても利用したい場合は、eth0間にリピーターHUBをはさんでください。スイッチポートをレジリエンシーリンクに設定する場合は、該当スイッチポートはレジリエンシーリンク専用となり、他の用途には使用できません。なお、リピーターHUBとの接続方法については、リピーターHUBのマニュアルをご参照ください。また、以降の説明ではeth0同士をUTPケーブルで直結しているものと仮定しています。
awplus> enable ↓ awplus#
awplus# configure terminal ↓ Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. awplus(config)# hostname vcg ↓
vcg(config)# stack 1 priority 64 ↓
Noteブートローダー バージョン 3.1.3 以降 とバージョン 3.1.2 以前の組み合わせでVCSグループを構成している場合、同時に電源を入れた時やコマンドで再起動した時はプライオリティーの設定にかかわらず、ブートローダー バージョン 3.1.3 以降のメンバーがマスターになります。
vcg(config)# stack virtual-mac ↓ vcg(config)# stack virtual-chassis-id 127 ↓
Note同一ネットワーク上に複数のVCSグループが存在するときは、該当するVCSグループ間でバーチャルシャーシID(stack virtual-chassis-id)が重複しないよう注意して設定してください。バーチャルシャーシIDは、show stackコマンドをdetailオプション付きで実行したときに表示される「Virtual Chassis ID」欄で確認できます。
NoteバーチャルMACアドレス機能の有効化は、stack virtual-macコマンドで行います。バーチャルMACアドレス機能は初期設定では無効ですが、VCS使用時は必ずバーチャルMACアドレス機能を有効にした状態で運用してください。無効状態での運用はサポート対象外となります。
vcg(config)# stack management subnet 172.21.255.64 ↓
vcg(config)# stack management vlan 4000 ↓
vcg(config)# end ↓ vcg# show running-config ↓ ...(表示されるコンフィグに問題がないことを確認) ... vcg# copy running-config startup-config ↓ Building configuration... [OK] Synchronizing file across the stack, please wait.. File synchronization with stack member-1 successfully completed [DONE] vcg# reload ↓ Are you sure you want to reboot the whole stack? (y/n): y ↓
vcg> enable ↓ vcg# configure terminal ↓ Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. vcg(config)# stack resiliencylink eth0 ↓
vcg> enable ↓ vcg# configure terminal ↓ Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. vcg(config)# stack resiliencylink vlan4001 ↓
vcg(config)# interface port1.0.1,port2.0.1 ↓ vcg(config-if)# switchport resiliencylink ↓
Noteeth0をレジリエンシーリンクだけでなく、通常のマネージメントポートとしても利用したい場合は、eth0間にリピーターHUBをはさんでください。スイッチポートをレジリエンシーリンクに設定する場合は、該当スイッチポートはレジリエンシーリンク専用となり、他の用途には使用できません。なお、リピーターHUBとの接続方法については、リピーターHUBのマニュアルをご参照ください。また、以降の説明ではeth0同士をUTPケーブルで直結しているものと仮定しています。
vcg(config)# end ↓ vcg# show running-config ↓ ...(表示されるコンフィグに問題がないことを確認) ... vcg# copy running-config startup-config ↓ Building configuration... [OK] Synchronizing file across the stack, please wait.. File synchronization with stack member-2 successfully completed [DONE] vcg#
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