stack enable

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: バーチャルシャーシスタック(VCS) / コマンド


(config)# stack enable

(config)# no stack <1-2> enable


VCS機能とスタックポートを有効にする。
no形式で実行した場合は指定したスタックメンバーのVCS機能とスタックポートを無効にする。
初期設定は無効。


パラメーター

<1-2> スタックメンバーID。no形式のときだけ必要。存在しないIDを指定した場合はエラーになる


使用例

■ VCS機能とスタックポートを有効にする。この後、設定を保存して再起動すること。

awplus(config)# stack enable
% Automatically enabling 'stack virtual-mac' to minimize disruption from failovers.
% Please check that the new MAC 0000.cd37.03b0 is unique within the network.
% Save the config and restart the system for this change to take effect.


注意・補足事項

■ 本コマンドは、コントロールファブリックカードAT-SBx81CFC960を搭載しており、なおかつVCS plusライセンスが有効化されている場合のみ有効。

■ 本コマンド有効時、AT-SBx81CFC960上のSFP/SFP+ポート1~4はスタックポートとして動作する。これらのポートを通常のスイッチポートとして使用するときは、本コマンドをno形式で実行し、設定を保存して再起動すること。

■ バーチャルMACアドレス機能は、本コマンドでVCS機能を有効化すると自動的に有効化されます。stack virtual-macコマンドをno形式で実行することにより無効化もできますが、VCS使用時は必ずバーチャルMACアドレス機能を有効にした状態で運用してください。無効状態での運用はサポート対象外となります。

■ 本コマンド実行後は、設定を保存してから再起動すること。


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- stack enable(グローバルコンフィグモード)

関連コマンド

show stack(非特権EXECモード)
stack virtual-chassis-id(グローバルコンフィグモード)
stack virtual-mac(グローバルコンフィグモード)



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