[index] AT-AR2010V コマンドリファレンス 5.5.0
NoteWeb GUIの画面、メニュー構成、機能などは、製品機種やファームウェア、GUIファイルのバージョンによって異なる可能性があります。
NoteWeb GUIの画面を開いた状態で長期間操作をしない状態が続くと、画面表示が正しく行われなくなることがあります。その場合はいったんログアウトし、再ログインしてください。
Noteファームウェアバージョン5.4.9-0.1以降では、ネットワークマップ(トポロジーマップ)を利用する目的に限り、AT-AR2010Vでも下記のAMFマスター用コマンドを実行可能です。
本解説編では、便宜上これらのコマンドを設定したAT-AR2010Vも「AMFマスター」という言葉で表しますが、AT-AR2010Vは通常のAMFマスターとしての動作はサポートしておりませんのでご注意ください。
また、これらの製品でトポロジーマップを利用するために必要なAMFネットワーク設定については、「設定例集」/「ネットワークマップ」をご参照ください。
Note無線LANコントローラー機能の管理下にないAPであっても、AMFゲストノードとして認識されている場合はノードリストに表示されますが、管理下にないAPをヒートマップに配置することはサポート対象外です。
Noteヒートマップ関連の設定情報は、内蔵フラッシュメモリーのルートディレクトリー直下に自動作成される gui-userdata ディレクトリーに保存されます。このディレクトリーを削除したり、内容を手動で変更したりしないようご注意ください。
Notegui-userdata ディレクトリーをバックアップする際はAMFのバックアップ機能をご利用ください。外部メディア等から手動で gui-userdata ディレクトリーを再配置することはサポート対象外です。
Noteヒートマップ一覧の削除ボタンをクリックした場合は、確認なしに削除されますのでご注意ください。
ノード | トポロジーマップ上に表示されている全てのノード |
管理 | AMFマスターおよびメンバーや無線LANコントローラーとして管理されているノード |
異常 | ステータスがFailedとなっているノード |
管理外 | AMFゲストノード、SNMPノード、ARPノード、もしくは、AWCの管理状態が「探索中」となっているノード |
トラップ | AMFマスターが受信したトラップ数 |
NoteTCPポート80番(http)を指定して開くため、機器側が異なるポート番号を使用している場合、Webブラウザーのアドレスバーに直接対応するURLを入力してください。
ノード名を表すラベルの色は各ノードの状態を示しています。それぞれの色の意味は下記のとおりです。
NODENAME | 緑 | AMFノードとして管理されています。あるいは、無線LANコントローラーで管理されています。
また、Web GUI(ネットワークマップ)を実行している製品はAMFや無線LANコントローラー機能の有効・無効と関係なく常に緑で表示されます。 アイコンの左上には配下の接続ノード数が表示されます。水色の背景 5 は配下のノードアイコンを集約していることを、灰色の背景 は配下のノードアイコンを展開していることを示します。集約・展開表示については「ノードアイコンの集約・展開表示」をご覧ください。 さらに、AMFマスターとして動作している場合はアイコンの右上にMが表示されます |
NODENAME | 青 | AMFゲストノード、SNMPノードまたはARPノードとして管理されています |
NODENAME | 橙 | AMFリカバリー中もしくはAPを探索中です |
NODENAME | 赤 | 無線LANコントローラー上でのステータスがFailed、ARPノードのステータスがDownになっています |
また、ノード間を接続するリンクの色は次の意味を持ちます。
黒 | AMFリンク、AMF仮想リンク、AMFゲストリンクで管理されたリンクです | |
緑 | AMFクロスリンクで管理されたリンクです | |
灰 | 無線LANコントローラーのみで管理されたリンクもしくはARPノードとして検出されたリンクです |
ALL | 全てのノードを表示 |
AMF Master | AMFマスターを表示 |
AMF Member | AMFメンバーを表示 |
AMF Guest | AMFゲストノードを表示 |
AMF Guest AWC | AMFゲストノードかつ無線LANコントローラーで管理されているノードを表示 |
AWC | 無線LANコントローラーで管理されているノードを表示 |
ARP | SNMP探索機能で検出されたARPノードを表示 |
Note該当ノードがAMFゲストノードかつ無線LANコントローラーで管理されている場合、ノードリストの種類(Type)にはAWCと表示されます。
Noteノードの種類が「AWC」かつCLIから設定を行っている場合、descriptionコマンドが設定されていないAPは名称が表示されません。また、ラベルも表示されません。
Noteノードリスト上のフィルターの「AMF Guest」および「AWC」にAMFゲストノードかつ無線LANコントローラーで管理されているノードは含まれません。
ノードリストのノードアイコンをクリックすると、「ノード情報」ダイアログが表示されます。
「ノード情報」ダイアログのノード情報に表示されるラベルの意味は下記の通りです。
![]() |
AMF MASTER(赤) | AMFマスター |
![]() |
AMF MEMBER(橙) | AMFメンバー |
![]() |
AMF GUEST(青) | AMFゲストノード |
![]() |
AWC(緑) | 無線LANコントローラーで管理されているノード |
![]() |
AMF SNMP(青) | SNMP探索機能で検出されたSNMPノード |
![]() |
ARP(緑) | SNMP探索機能で検出されたARPノード |
NoteAMFメンバーのIPアドレスはAMFマスターのARPテーブルに登録されている場合に表示されます。
NoteAMFマスターのIPアドレスは表示されません。
Note名称が表示されていないノード情報を表示した場合、タイトルおよびホスト名は空欄となります。「ノード名を変更する」から設定を行ってください。
NoteTCPポート80番(http)を指定して開くため、443番(https)を使いたいときや他のポートを使いたいときは開いたブラウザウィンドウのアドレスバーに書かれているURLを手で編集して接続してください。
Noteノード名は下記の基準を満たす必要があります。
- 最大文字数は64文字
- 使用可能な文字は半角英数字、半角記号 ! # $ % & ( ) - ^ \ = ~ | [ { ; ] + * } , . / < > _
Noteノードアイコンとして使用できる画像ファイルの条件は次のとおりです。
ファイル形式:JPEG(.jpg, .jpeg)、GIF(.gif)、PNG(.png)
ファイルサイズ:最大1MB
Noteノードアイコンの自動決定は以下のルールに基づいて行われます。
なお、ユーザーが手動でノードアイコンを変更もしくはノード名を変更すると、それに応じてノードアイコンも変化します。
- AMFマスターおよびメンバーの場合 : モデル名で検出されたアイコン
- AMFゲストノードおよび無線APの場合:
1. 無線管理で設定されているアクセスポイント名で検出されたアイコン
2. APのモデル名で検出されたアイコン
3. 無線管理設定がされていない場合、ゲストノード名で検出されたアイコン
4. ゲストノードのモデル名で検出されたアイコン
5. 上記1~4に当てはまらない場合はunknown iconとなる
また、手動でノードアイコンもしくはノード名を変更した時点で、アイコン自動決定に使用された情報は上書きされます。
ただし、ノード情報内のリセットボタンを押せば、手動設定した内容はリセットされ、自動決定されたアイコンに戻ります。
Noteノード名は、完全一致だけでなく、該当の文字列を含む場合にも、対応するノードアイコンが表示されます。
Noteノード名は大文字、小文字の区別はありません。
ノード名(タイトル) | 対応するノードアイコン |
---|---|
wireless_node | ![]() |
Switch | ![]() |
video_camera | ![]() |
ip_camera | ![]() |
ip_dom_cam | ![]() |
tq5403 | ![]() |
tq1402 | ![]() |
Discoveres Node | ![]() |
ARPノードのIPアドレス | ![]() |
Note背景画像として使用できる画像ファイルの条件は次のとおりです。
ファイル形式:JPEG(.jpg, .jpeg)、GIF(.gif)、PNG(.png)
ファイルサイズ:最大4MB
Note配下のノードアイコンを集約表示している場合、親ノードの「接続ノード数」の背景が水色になります。集約表示の設定は「トポロジーマップ表示設定」で変更できます。
Note本ダイアログの設定内容は画面を更新すると初期値に戻ります。
NoteSNMP探索機能を有効にした際に、/24以上の狭いサブネットが設定されているネットワークに対し、自動探索が動作します。そのため、事前に拒否設定を行ってください。
Note本機能はCLIでも設定可能です。詳しくはVista Manager miniによるSNMP探索機能をご覧ください。
noAuthNoPriv | 認証パスワードなし、暗号化パスワードなし |
authNoPriv | 認証パスワードあり、暗号化パスワードなし |
authPriv | 認証パスワードあり、暗号化パスワードあり |
NoteひとつのAMFネットワーク内でSNMP/ARPノードは合わせて30台まで表示可能です。
NoteARPノードはAMFマスターが検出しているものしか表示されません。
Note「SNMPイベントリスト」ダイアログには直近30分の最大1000件までのトラップ情報が表示されます。
Noteトポロジーマップ上ではノードアイコンの配置を自由に変更できますが、画面を更新すると元の位置に戻ります。
Noteトポロジーマップのノードアイコンの配置場所を保存した状態で新規にノードアイコンが追加された場合、再度手動で新規ノードアイコンを移動し、配置場所を保存してください。
Noteトポロジーマップ上のノードアイコンをすべて集約した状態での保存はサポート対象外です。
Note到達範囲と強度の表示はAPの無線送信出力設定から算出される見通しでの想定到達距離にもとづきます。設置場所の状況(遮蔽、反射など)は考慮されませんので、実際の到達範囲や強度、通信状態とは異なる場合があります。
! # $ % & ( ) - ^ \ = ~ | [ { ; ] + * } , . / < > _
Note背景画像として使用できる画像ファイルの条件は次のとおりです。
- ファイル形式:JPEG(.jpg, .jpeg)、GIF(.gif)、PNG(.png)
- ファイルサイズ:最大4MB
Note「スケール」欄では、背景画像の横幅と縦幅が実際の環境ではどれだけの距離に相当するかを指定します。
なお、背景画像の縦横比と「スケール」欄で指定した縦横比が一致していない場合、縮尺表示は横のスケールと背景画像の横幅を基準に計算され、電波範囲の表示もその縮尺にもとづいて正円で表示されます。
Note「スケール」に小数値は使用できません。
Note「スケール」欄では、背景画像の横幅と縦幅が実際の環境ではどれだけの距離に相当するかを指定します。
なお、背景画像の縦横比と「スケール」欄で指定した縦横比が一致していない場合、縮尺表示は横のスケールと背景画像の横幅を基準に計算され、電波範囲の表示もその縮尺にもとづいて正円で表示されます。
Note「スケール」に小数値は使用できません。
Note名称が表示されていないAPは配置することができません。事前に「ノード名を変更する」から設定を行ってください。
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