[index] AT-AR2050V/AT-AR3050S/AT-AR4050S コマンドリファレンス 5.5.0
モード: URLオフロードモード
カテゴリー: トラフィック制御 / URLオフロード
(config-url-offload)# pac-file template {local|remote} URL
(config-url-offload)# no pac-file template
URLオフロード機能が生成するプロキシー自動構成ファイル(PACファイル)のカスタムテンプレートを指定する。
no形式で実行した場合はカスタムテンプレートを破棄し、内蔵テンプレートを使用するよう設定する。
初期設定では内蔵テンプレートを使用してPACファイルを生成する(カスタムテンプレートは未指定)。
URLオフロード機能は、PACファイルを生成・更新するたびに指定したファイルパスまたはURLのテンプレートを参照するが、前回参照してから1分以内に再更新する場合は元データではなくキャッシュしたテンプレートを参照する。
テンプレートファイルには、最低限 2つのプレースホルダー %%EXCLUDE_MATCHES%%
と %%INCLUDE_MATCHES%%
を記述する必要がある。
これらは、それぞれ「URLオフロードの対象から除外するアドレス」、「URLオフロードの対象アドレス」の識別条件に置き換えられる。
Note%%EXCLUDE_MATCHES%%
は、%%INCLUDE_MATCHES%%
よりも前に処理されるよう記述する必要があります。
%%PROXY_ADDRESS%%
というプレースホルダーも記述可能。これは、pac-file proxy-addressコマンドで設定したプロキシーアドレス文字列に置き換えられる。local |
本製品のファイルシステム上にあるテンプレートファイルを使用する。この場合URLパラメーターにはローカルファイルパスを指定する | ||||
remote |
ネットワーク上のWebサーバーからHTTP経由で取得したテンプレートファイルを使用する。この場合URLパラメーターにはURLを指定する | ||||
URL |
localを指定した場合は、テンプレートファイルのローカルファイルパス(「flash:」、「usb:」、「card:」のいずれかで始まる)を指定する。remoteを指定した場合は、Webサーバー上のテンプレートファイルを指し示すURLを指定する |
■ フラッシュメモリー上の「pac_template.pac」をカスタムテンプレートとして指定する。
awplus(config-url-offload)# pac-file template local flash:/pac_template.pac ↓
awplus(config-url-offload)# pac-file template remote http://192.168.1.2/remote_pac_template.pac ↓
awplus(config-url-offload)# no pac-file template ↓
url-offload (グローバルコンフィグモード) | +- pac-file template(URLオフロードモード)
pac-file http-server port(URLオフロードモード)
pac-file proxy-address(URLオフロードモード)
show url-offload pac-file(特権EXECモード)
show url-offload pac-file template(特権EXECモード)
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