platform hwfilter-size

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: トラフィック制御 / アクセスリスト

(config)# platform hwfilter-size {basic | ipv4-full-ipv6}

スイッチチップのパケットフィルタリング用メモリー領域の割り当てを変更する。

初期設定はipv4-full-ipv6。

本コマンド実行後は設定を保存して再起動する必要がある。


パラメーター

basic パケットフィルタリング用メモリー領域をすべてIPv4に割り当てる。この設定で使用できるハードウェアアクセスリストはIPとMACのみで、ハードウェアIPv6アクセスリストは使用できないが、その分システム全体で設定可能なフィルター数は多くなる
ipv4-full-ipv6 パケットフィルタリング用メモリー領域をIPv4とIPv6の両方に割り当てる。この設定ではIP、MAC、IPv6のすべてのハードウェアアクセスリストのすべての機能を使用できる。その分システム全体で設定可能なフィルター数は減少する。初期設定


使用例

■ パケットフィルタリング用メモリー領域をすべてIPv4に割り当てることで、ハードウェアIPv6アクセスリストを使用しないかわりに、ハードウェアIPアクセスリスト、ハードウェアMACアクセスリストのフィルター設定可能数を増やす。本コマンド実行後は、設定を保存して再起動する必要がある。

awplus(config)# platform hwfilter-size basic ↓


注意・補足事項

■ 本機能の設定は、システム起動時にスタートアップコンフィグから読み込まれたときだけ有効となる。そのため、本コマンドの実行後は、設定をスタートアップコンフィグに保存して再起動する必要がある。


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- platform hwfilter-size（グローバルコンフィグモード）

関連コマンド

access-list hardware(list)（グローバルコンフィグモード）
access-list(hardware ip)（グローバルコンフィグモード）
access-list(hardware mac)（グローバルコンフィグモード）
ipv6 access-list(list)（グローバルコンフィグモード）
ipv6 traffic-filter（インターフェースモード）
ipv6 traffic-filter（グローバルコンフィグモード）
match access-group（クラスマップモード）
show platform（特権EXECモード）
show platform classifier statistics utilization brief（特権EXECモード）


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