aaa authentication dot1x

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: インターフェース / ポート認証


(config)# aaa authentication dot1x {default|LISTNAME} group SERVER

(config)# no aaa authentication dot1x {default|LISTNAME}


システム全体でIEEE 802.1X認証(ポート認証)を有効にする。
no形式で実行した場合はシステム全体でIEEE 802.1X認証を無効にする。
初期設定は無効。

実際にIEEE 802.1X認証を使用するためには、個々のスイッチポートでもIEEE 802.1X認証を有効にする必要がある(dot1x port-controlコマンド)。


パラメーター

default システム全体に適用されるデフォルトの認証サーバーリストを指定するときに指定する
LISTNAME 特定のインターフェースだけに適用するカスタム定義の認証サーバーリストを作成するときに指定する。本パラメーターで指定した名前(LISTNAME)は、dot1x authenticationコマンドでインターフェースとサーバーリストを関連付けるときに使う
group SERVER := group {radius|GROUPNAME}
認証要求の送信先RADIUSサーバー。次のいずれかを選択する
radius radius-server hostコマンドで設定したすべてのRADIUSサーバーを順に試行する
GROUPNAME 指定したサーバーグループ(aaa group server radiusコマンドで作成)に所属するRADIUSサーバーだけを順に試行する


使用例

■ システム全体でIEEE 802.1X認証を有効化する。ここでは、IEEE 802.1X認証時に登録済みのすべてのRADIUSサーバーを使うよう設定している。

awplus(config)# aaa authentication dot1x default group radius

■ 前の例と同様だが、IEEE 802.1X認証時にはサーバーグループsrv4dot1xに所属しているRADIUSサーバーだけを使うよう設定している。
awplus(config)# aaa authentication dot1x default group srv4dot1x


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- aaa authentication dot1x(グローバルコンフィグモード)

関連コマンド

aaa accounting dot1x(グローバルコンフィグモード)
aaa group server radius(グローバルコンフィグモード)
dot1x authentication(インターフェースモード)
dot1x port-control(インターフェースモード)
radius-server host(グローバルコンフィグモード)



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