egress-rate-limit

モード: インターフェースモード
カテゴリー: インターフェース / スイッチポート


(config-if)# egress-rate-limit BANDWIDTH [max-burst-size BURSTSIZE]

(config-if)# no egress-rate-limit


対象スイッチポートの送信レート上限値を設定する(ポートシェーピングの設定)。
no形式で実行した場合は送信レート上限値の設定を削除する。


パラメーター

BANDWIDTH 送信レート上限値。指定可能な値の範囲は1~10000000Kbps。次のいずれかの形式で指定する。単位文字は大文字小文字を区別しない
<1-10000000> 単位を付けないときはKbps。「k」を後置しても同じ
<1m-10000m> 「m」を後置したときはMbps
<1g-10g> 「g」を後置したときはGbps
max-burst-size BURSTSIZE 送信レート上限値(BANDWIDTH)に対する最大許容バーストサイズ。本オプションを省略した場合は、バーストしたパケットは破棄される。
指定可能な値の範囲は1~416666KB。次のいずれかの形式で指定する。単位文字は大文字小文字を区別しない
<1-416666> 単位を付けないときはKB。「k」を後置しても同じ
<1m-416m> 「m」を後置したときはMB


使用例

■ ポート1.0.8の送信レートを8Mbpsに制限する。

awplus(config)# interface port1.0.8
awplus(config-if)# egress-rate-limit 8m

■ ポート1.0.8の送信レート制限を解除する。
awplus(config)# interface port1.0.8
awplus(config-if)# no egress-rate-limit


注意・補足事項

■ 本コマンドの設定値には粒度(設定可能な値の最小単位)があるため、入力した値によっては指定値が最小単位の倍数に丸められる可能性がある。

■ ポートリンクダウン時には本コマンドによる設定値がそのまま表示されることがあるが、ポートがリンクアップすればこの設定が丸め値に置き換わる。

■ トランクグループ(saX, poX)に対して本コマンドを実行した場合、送信レート上限値はトランクグループ全体に対してではなく、メンバーポート単位で適用される。
■ max-burst-sizeパラメーターで設定する最大許容バーストサイズの値は、BANDWIDTHパラメーターで設定した送信レート値の1/24の値で設定すること。


コマンドツリー

interface (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- egress-rate-limit(インターフェースモード)

関連コマンド

show interface(非特権EXECモード)
wrr-queue egress-rate-limit(インターフェースモード)



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