log time

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: 運用・管理 / ログ


(config)# log DESTINATION time {local|OFFSET}


hostログ、emailログの出力先定義において、ログ出力先(syslogサーバー、メール受信者)のタイムゾーンを設定する。

本装置とログ出力先のタイムゾーンが異なる場合、ログメッセージ内の時刻情報が受信側の時刻に変換された上で送信される。


パラメーター

DESTINATION ログ出力先。logコマンドで定義したhostログかemailログの出力先を指定する
host {A.B.C.D|X:X::X:X} syslogサーバー。サーバーのIPv4アドレス(A.B.C.D)またはIPv6アドレス(X:X::X:X)を指定する
email TOADDRESS 電子メールアドレス。TOADDRESSにメールアドレスを指定する
local 本装置と出力先のタイムゾーンが同じ場合に指定する。この場合、時刻情報の変換は行われない。初期値
OFFSET := {local-offset|utc-offset} {plus|minus} <0-24>
出力先のタイムゾーンを本装置またはUTC(協定世界時)との時差で指定する。たとえば、出力先のほうが本装置の設置場所よりも3時間進んでいる場合は「local-offset plus 3」のように指定する。この場合、該当出力先に送信するメッセージ内の時刻情報は3時間加算されて送信される
local-offset|utc-offset 出力先のタイムゾーンを本装置との時差で指定するときはlocal-offset、UTCとの時差で指定する場合はutc-offsetを指定する
plus|minus 出力先のほうが本装置またはUTCよりも進んでいるときはplus、遅れているときはminusを指定する
<0-24> 時差の絶対値(単位は時)


使用例

■ syslogサーバー192.168.10.2のほうが本装置の設置場所より3時間進んでいる場合は次のように設定する。

awplus(config)# log host 192.168.10.2 time local-offset plus 3

■ 出力先のタイムゾーンは、UTC(協定世界時)からの時差としても設定できる。たとえば、さきほどのsyslogサーバー192.168.20.2のタイムゾーンがUTCより12時間進んでいるなら、次のように設定する。
awplus(config)# log host 192.168.10.2 time utc-offset plus 12


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- log time(グローバルコンフィグモード)

関連コマンド

default log(グローバルコンフィグモード)
log(グローバルコンフィグモード)
show log config(特権EXECモード)



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