priority-queue

モード: インターフェースモード
カテゴリー: トラフィック制御 / Quality of Service


(config-if)# priority-queue QUEUELIST


対象スイッチポートの指定した送信キューでPQ方式のスケジューリング(絶対優先スケジューリング)を行うよう設定する。
初期状態では、すべての送信キューでPQを使用するよう設定されている。

PQ方式を使う送信キューの間では、上位キュー(番号の大きなキュー)の送信が完了するまで下位キューからはパケットが送信されない。

PQ方式の送信キューは、WRR方式のスケジューリングを行うキューより優先度が高いため、同一スイッチポート上でPQとWRRを併用している場合、PQ方式の送信キューにパケットが存在している間、WRR方式のキューからはパケットが送信されない。


パラメーター

QUEUELIST := {<0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7>}
送信キュー番号のリスト。スペース区切りで複数指定が可能


使用例

■ ポート1.0.13に対し、すべての送信キューでPQ方式を用いるよう設定する(初期設定)。

awplus(config)# interface port1.0.13
awplus(config-if)# priority-queue 0 1 2 3 4 5 6 7


注意・補足事項

■ 本コマンドを実行するには、あらかじめQoS機能を有効にしておく必要がある(mls qos enableコマンド)。


コマンドツリー

interface (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- priority-queue(インターフェースモード)

関連コマンド

mls qos enable(グローバルコンフィグモード)
show mls qos interface(非特権EXECモード)
show mls qos interface queue-counters(非特権EXECモード)
wrr-queue weight(インターフェースモード)



(C) 2012 - 2020 アライドテレシスホールディングス株式会社

PN: 613-001763 Rev.AK