stack virtual-chassis-id

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: バーチャルシャーシスタック(VCS) / コマンド


(config)# stack virtual-chassis-id <0-4095>


バーチャルMACアドレスの下位12ビットとして使用されるバーチャルシャーシIDを設定する。


パラメーター

<0-4095> バーチャルシャーシIDを10進数で指定する。この値はバーチャルMACアドレスの下位12ビットとして使われるため、同一ネットワーク上に複数のVCSグループが存在するときは、バーチャルシャーシIDが重複しないよう注意して設定すること


使用例

■ バーチャルシャーシIDを10進数の127(16進数の0x07f)に設定する。この場合、バーチャルMACアドレスは0000.cd37.007fとなる。

awplus(config)# stack virtual-chassis-id 127


注意・補足事項


■ バーチャルMACアドレス機能の有効化は、stack virtual-macコマンドで行います。バーチャルMACアドレス機能は初期設定では無効ですが、VCS使用時は必ずバーチャルMACアドレス機能を有効にした状態で運用してください。無効状態での運用はサポート対象外となります。

■ 本コマンドの設定は、バーチャルMACアドレス機能が有効なときだけ意味を持つ。

■ 同一ネットワーク上に複数のVCSグループが存在するときは、バーチャルシャーシIDが重複しないよう注意して設定すること。バーチャルシャーシIDは、show stackコマンドをdetailオプション付きで実行したときに表示される「Virtual Chassis ID」欄で確認できる。

■ 本コマンドでバーチャルシャーシIDを変更しても、VCSグループを再起動するまで設定は有効にならない。すなわち、バーチャルシャーシIDおよびバーチャルMACアドレスは、スタートアップコンフィグの読み込み時に決まる。

■ バーチャルMACアドレスは0000.cd37.0XXXの形式。XXXの部分は16進数で000~fff、10進数で0~4095、すなわち本コマンドで指定した数値となる。


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- stack virtual-chassis-id(グローバルコンフィグモード)

関連コマンド

show stack(非特権EXECモード)
stack virtual-mac(グローバルコンフィグモード)



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