mls qos scheduler-set wrr-queue group

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: トラフィック制御 / Quality of Service


(config)# mls qos scheduler-set <1-4> wrr-queue group <1-2> weight <6-255> queues QUEUELIST


対象スイッチポートの指定した送信キューでWRR(重み付きラウンドロビン)スケジューリングを使用するよう設定する。


パラメーター

<1-4> スケジューリングID
<1-2> WRRグループ番号。WRR1グループでは、各キューの重み付け(weight)に基づきラウンドロビンでパケットが送信される。ただし、WRR1グループ内のキューからの送信は、strict-priorityグループのキューがすべて空になっているときだけ行われる。WRR2グループでは、WRR1と同じく各キューの重み付け(weight)に基づきラウンドロビンでパケットが送信されるが、WRR2グループ内のキューからの送信は、strict-priorityグループ、WRR1グループのキューがすべて空になっているときだけ行われる
<6-255> WRRスケジューリングにおける送信キューの重み付け値。WRR1、WRR2各グループ内での該当キューからの送信比率(パケット数ではなくデータ量)を指定する。たとえば、WRR1グループに所属する2つのキューがそれぞれweight 6、weight 24の重み付け値を持つ場合、前者から1単位のデータを送信する間に後者からは4単位のデータが送信される
QUEUELIST := {<0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7> & <0-7>}
送信キュー番号のリスト。スペース区切りで複数指定が可能


使用例

awplus# configure terminal
awplus(config)# mls qos scheduler-set 1 wrr-queue group 2 weight 25 queues 0 1


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- mls qos scheduler-set wrr-queue group(グローバルコンフィグモード)

関連コマンド

mls qos scheduler-set(インターフェースモード)
mls qos scheduler-set priority-queue(グローバルコンフィグモード)
show mls qos scheduler-set(特権EXECモード)



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